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なぜ「日本人が僧侶のお経を聞く」ことに興味を持つのか?

Vol 58

最近、Noteに載せている記事を次々と新しく開設した中国のプラットフォーム「百家号 (baidu.com)」に転載する作業をしています。新しいアカウントなので読者は少なく、 記事の閲覧数は、良いものでも50人を超えず、一桁になっているのもあります。

数日前、「日本人はいつ僧侶の読経を聞くのか? 」というタイトルである山村の僧院の住職の日常を綴った記事を転載しました。一晩の閲覧数は100を超え、3日経つと毎日同じように読者が増えました。

この記事について、私は特に目を引くものがないと思いましたが、考えてみれば、中国のほとんどの人は、人生でお寺や僧侶との接点がないでしょうし、ましてや僧侶の読経を聞く経験などないだろうから、読者はこの話題への好奇心からこの記事のページをアクセスしのでしょう。

中国の寺院や僧侶は一般人のいる世界から遠く離れており、仏教信者を除けば、人々は日常生活で法の加護や僧侶への依存を必要としないのです。

仏教を信仰する日本人は多くないですが、お寺やお坊さんとかかわったことのない人が少ないです。家族や友人がいなくても、親や祖父母の葬儀や法事に僧侶が読経することが一般的です。 多くの人は、様々な他人の葬儀で数珠を持って僧侶の読経を聞きます。 従って、大人になると、黒い正装と数珠は社会人としての必須ものになります。
これは中国と日本の文化習慣の違いのひとつでしょう。

日本の今はお盆の時期です。先祖と亡くなった家族の霊を迎え、家で供養する行事を行います。
この時期に、お寺や住職を紹介する記事とAIの映像自動生成機能を利用した動画とともに百家号に載せました。

AIに任せた映像は日本の観光型のお寺のシーンを使用しており、地域や山村の小さな寺院とは大きく異なるため、映像がお寺のイメージにおいて誤解を招く可能性もありますが、記事の内容は聞き取れやすいナレーションされており、少しても、視聴者に日本の文化を伝えたのかと思います。

以下は、かつてnoteに掲載された中国語記事の動画です。

1)除了拜佛,日本村民去寺院还干嘛? (baidu.com)
2)这个日本方丈为啥每天敲钟? (baidu.com)
3)这口梵钟的前世今生 (baidu.com)
4)托钵化缘的方丈和他的寺院(2) (baidu.com)

中国語バージョン


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