Vol 56
中国のプラットフォームで自分のアカウントを持ってから、自分の書いた記事が【審査に通せなかった】ことが多く、納得がいかず、不本意な気持ちになることが少なくありません。 しかし、【AIに代筆させる】という機能を体験してみると、自分の文体や表現したいこととは一致しないものの、文才や作成スピードの点で、どんなテーマにも対応できるAIの実力を知ることもできました。
AIは記事を書くことに関しては全能なので、【投稿が承認されない】ということについてAIがどう考えているのか知りたいと思いました。
AIがどのように作成するのかを見るために、次の文章をAIに投げました。
「AIの創作声明」のタグを付けた後、数秒で完成した記事はすぐにレビューされ、プラットフォーム上で公開されたのです。 以下がAIの傑作です。記事は少々長いですが、ざっと目を通せば要点はわかるでしょう。
私が書いた審査に通らなかった記事と比べると、AIは問題の本質を捉え、言論の自由などの視点で、【審査に通らなかった】ということを正当性をもって明快に論説しました。このような舌鋒鋭く、態度が鮮明に出た記事が公開されるのは驚きであり、【AIの創作声明】はちょっとした特権のように思います。
公開された記事は修正される可能なので、AIが書いた記事の最後に、私は一行を加えました:
再度送信したあと、その記事は[レビュー未承認]となっていました。 それだけでなく、AIを使って文章を書こうとすると、無視されました。
AIと対戦するとこうなるのです:
記事が潰されてしまい、AIは利用できなくなる!
正に漢文の[矛盾]シナリオを再現したような体験です。
槍は鋭く、盾は硬い。そして、その両方を使うよう求めることで、AIは自分自身を矛盾させています。 AIはその高度な知性によって一つのことを成し遂げることができますが、正当性のないものに対して、対応する知恵を持っていいないようです。
最終的な判断を下したのはAIでしょうか、それとも人間なのでしょうか。
本文の中国語バージョン