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和歌山のいちご,京大坂道、371号、やどり温泉

2月23日(日) 152km

2月になって初めてのバイクツーリング。一か月ぶりに乗ると乗る前の準備や乗ってからのあれこれを忘れたわけではないがぎこちない。
今日は最後までの計画は立てずに、まず最初の目的地、そこから次を考えるというように進んだ。朝食のフルーツを充実すべく、この季節の和歌山と言えばいちごだろうと道の駅「青洲の里」に向かう。正確には道の駅の近くにある農産物直売センター残念ながらあまり残っていない。しかし次の場所に移ってもあるかどうかはわからないので「まりひめ」の一番安い700円のものを買う。

小学校か中学校のときに「華岡青洲の妻」を読んで、姑と妻の陰の争い、人体実験の自己犠牲の競争におぞましく、私は絶対結婚しないと一瞬思ったことを思い出した。道の駅はその展示がされていて、近くには住居兼診療所であった「春林軒」があり外から見るだけにとどめる。

華岡青洲の座像
道の駅 青洲の里
春林軒 青洲の住居兼診療所

さてそこでは食堂もなく、そこに至るちょっと前にファーマーズマーケット「ふうの丘」を通ったのでいったん戻ってみることにした。そこははるかに売るものも充実していて、食堂がおしゃれでメニューに魅力がある。3連休の中日のせいか人も多く、食堂は満席で待つ客も多くあきらめる。
寒い外ではカフェがあり薪ストーブのそばで昼食をとる。

ふうの丘で昼食

さて、そこから何をするかと思ったが、まず前回通った京大坂道で高野山の金剛峯寺まで向かうことにする。一か月前に初めて通ったルートだ。紀ノ川フルーツラインという素晴らしい農道で東に向かう。この道は走りやすく気持ちのいいワインディングロードと直線がつらなっていて走りやすい道だ。そこから京大坂道に向かって分岐する道をいきなり間違えてとんでもない急こう配のカーブの坂に向かってこける。勾配がきつすぎて車体を立て直すにも苦労する。元の分岐に戻って丹生川沿いに走り出す。このあたりは前回もブログに書いたところだが勾配がきついが人家も点在し、車の交通量もそこそこある。すれ違うことのできない細い道も多い。
元白藤小学校でカフェになっているところが開いているようで寄ったところ、大掃除の最中でカフェは3月までクローズとのこと。そりゃそうだわな。
全体の道は問題ないがそのわきは雪が固められていたり、その周囲は雪で白一色だったりするので道路だけは手をいれてもらっていて、ありがたくもバイクで上れた。しかし、本当に上のほうは引き返そうかと思ったぐらい道路に雪がみぞれ上になっていてためらった場所もある。
それでも高野山には大きな障害もなくたどり着けた。この後どうするかと天川温泉に向かうことにする。しかし高野山からさらに上る高野天川線をとおるのだが、そのあたりは除雪されているかどうか自信がない。ほぼ無理だろうと思いすすむが、やはり途中から道路も白一色となりあきらめ、731号線で下ることにする。

高野天川線 ここであきらめる
高野山あたり
371号を下り始めてすぐの場所

そこでなじみのやどり温泉癒しの湯で温泉に浸かる。ここもうなじみとなっているし、いい湯だと思う。湯につかった後休憩所で知らず30分ほど寝てしまった。よい休憩になったか。
そのあとはただ家に戻るだけ。


家に帰って食べたいちごだが、信じられないくらい甘い。大きくはないが小さくもない粒で18,9個入って700円。この甘さで安すぎないかと思う。
一緒に買ったキウィも安かったけど。「まりひめ」、また買いに行く。

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