53歳にして出産
する、という夢を見た。
やけにリアルな内容な夢で。担当のお医者さんや看護師に「まだ産んじゃだめ」と言われていたのに勝手に産んじゃったもんで、看護師さんに「なんか待てずに産んじゃいましたけど」など言い訳するところからスタート。
なんだなんだこの始まり。
産んだ赤ちゃんはすでに私の胸の上で寝ていて、ときどき目を覚ましては私の母乳を飲んで、またスヤスヤ眠るを繰り返している。
53歳なんだけど母乳が出るのかあ、と感心する自分。いや、産めてることを感心した方がいいんじゃないの? と自分でツッコミ入れる、夢の中で。
産んだ赤ちゃんは、ほほえんで寝ている。まだ首が据わってないから首を支えつつ、抱っこしてあやしている私。いいにおいがして、ポヨポヨしてて、ほんのり温かくて、触ると気持ちいい感触だなあと、用もないのにやたらとなでている私。
53歳。これから赤ちゃんを育てて、赤ちゃんが成人するときには私は73歳かあ、なんとかなるか、と思っている。
それよりも、首が据わらないから大事に扱わないといけないことの方が緊張するわー、と夢の中で言っている。寝返りうって、つぶしちゃいけないし、とも思っている。
赤ちゃんの触り心地が気に入って、据わらない首の後ろを触ってはこれは心地よいとなんか幸せな気分になっている。
そして目が覚めた。
私の見る夢は、リアルでいけない。
なぜこんな夢を見たのか。理由はわかっている。ペットの鳥(シロハラインコ)が、私と一緒に寝たくて布団に入ってきては、私の胸の上で寝る。たぶんこれがこの夢に一番影響している。
youtube⇒布団に入ろうとしているシロハラインコ
鳥って、まさか人と添い寝をするとは。一緒に寝るときは事故のないように寝るもんだから寝不足になるが、こんなにかわいいことはないと、至福の時間でもある。私の胸の上で、安心しきって腹部をぺったりつけて寝ているっ鳥の姿をみていると、この感覚が母性本能なんだなとわかるものがある。これだこれ。夢の原因はこれ。
とはいえ、夢占いをネットで検索。結果は「吉夢」。ヨシッ! 8月8日の夜に見た夢なので、ゾロ目の日だしと思って”8月8日の夢”で検索してみると、「ライオンズゲート」という内容が多数ヒット。スピリチュアルに詳しい方にはおなじみのようだが、私は初めて知った。
8・8に見る夢はなんだか特別な意味があるような気になってくる。が、この歳から出産できないので、53歳の「出産」自体が正夢にはなりえないだろうということで、ここに書くことにした。
とはいえ、見た夢は吉夢である。実現したら嬉しいので、正夢になってもらいたい吉な内容として、この夢のことは誰にも話してないに等しい! たとえ、noteで世界に発信していたとしても!
という自分ルールを適用して、今日はお開きに。
※トップ画像:2015年8月、弟子屈町にて筆者撮影(ミルクの文字が薄い、、、)