有窓ギプスの注意点
最近は本当にいい時代になってきましたね。
特にクリエイティブの領域ではAIの発達やYouTubeによるチュートリアルの充実により、知識ゼロの人でも少しのお金で、ある程度のものが仕上がる時代になってきました。
私も最近はblenderにハマっておりまして、まずはソフトに慣れようと言うことで色々と作ってみている次第であります。
神様仏様、私だけ1日を50時間にしてください。
誰でもある程度までは創作できてしまう世界が生まれつつあるんですね。
技術的な側面に関して言えば、柔整師もそんな世界に突入すべきではと思います。
しかし、ここには大きな問題がありまして、柔道整復術においては相手が人だというのがネックになります。
私がblender上でオブジェクトを誤って変形させてしまっても、ショートカットキー1つで元に戻すことができ、何度でもやり直すことができますが、現実世界ではなかなか同じように取り返しがつくことは少ないです。
残念ながら患者さんの体は電子仮想立体ではありません。
ですから、なかなか「柔整師もオープンになれよ」というのは難しい。
全部分かった上でその発言をするならいいですけどね。
やり方を教えました→できました→問題なく治療できました
やり方を教えました→できました→治療失敗しました
やり方を教えました→できませんでした→治療失敗しました
ここで、治療の結果に対して発信者が責任を持つべきかどうかという論点が生まれるのですが、これも難しい。
だから、見えない被害者(柔整師や患者)を産まないために発信しない。。。
発信をそもそもしなければ、成功の追体験をさせてあげられないが、失敗も生まないだろうと。
でもそれらの問題は、現実世界で弟子入りすると全てクリアでオールオッケイになるの?
・・・・どうでしょうかね。
要は違いは「情報の濃さ」と「修正を受ける機会」、「実力行使する機会の選定」だと思うんですよね。
情報の濃さはネット上でも継続的に関わることで補える、修正を受ける機会は質問を常時受け付けたりお節介に関わることで与えることができるでしょう。
機会の選定、つまり知った知識や習った技術をどこで行使するかという場面選びに関してはこれはネット上では難しい。
そもそも場面は提供しないですからね。
その最後の部分に関しては私は自己責任論に立ち返るかなと思います。
まぁだから、私の中では「ケガベヤ<弟子入り」ですが、その差は思ったよりもわずかなものしかなくて、「セミナー<ケガベヤ」だとは自負していますよ。
という流れでのtweetでした。
あれ、、、なんの記事でしたっけ。
では、気を取り直して。
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