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橈骨遠位端骨折の固定のポイント②

さて、今回も成人の背側転位型橈骨遠位端骨折の固定のポイントについてざっと見ていきますよ。

①の記事に大事なことを書いておきましたので必ずお読みください。

私がこの記事を書く意図として、皆さんに「こんなものなんだぁ」と雰囲気を知ってもらいたいというのがまずあります。

そして、自分ならこうするよなと考えて欲しいです!

それで、どっちが良いのかなとさらに思考してみる。

今日はレントゲンの側面像を用いてポイントを書いてみました。

転載禁止

整復の基本的な考えとして、整復操作(整復力)→整復終了(外力ゼロ)の状態として整復が終了するというものがあります。

つまり、固定=整復力のキープではなく、固定=肢位のキープなのです。

もちろん意図的に違うことをする時もあるのですが、基本的には固定で整復力を加え続けるといった思考は破滅への第一歩です。

なので、どうやったら肢位をキープできるかを考えれば良いのです。

画像に書いたコメントはあくまでも私のやり方ですので、もちろん目的が達成されていればなんでも構いません。

皆さんから続々とラインが届いていますが、またこれについても疑問があれば質問はいつでもお待ちしております!

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織方義之(柔道整復師)
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