【完全感覚柔整論】①小児の肘の腫脹
なかなか本には書いてないけど、臨床では共通した認識を持たれていることって結構ありますよね。
外観とか触診とかっていう分野は結構そうだと思うんです。
臨床では「あ、この腫脹はこの損傷だな」というものがあっても、それを何かの指標を持って客観的に表現することはなかなかにはばかれます。
しかし!!!!
本でも教科書でもなんでもない、ほねゆきの独り言だったとしたら!!!!
それが現実化できるのではないでしょうか。
「エビデンス出せ!」とか「こういう例外もあるだろ!」とかっていう混沌とした世界に生きるケガベヤの皆様、今こそその忌々しい世界を抜けて羽ばたこうではありませんか!
「論文」というエビデンスが大事なエビエビピープルに真っ向から刃向かって行こうじゃありませんか!!!!!
※私はベースはエビエビ人間とノンエビ人間のハーフです。
私は何を隠そう“臨床の男”ですから、そんな混沌とした世界にこのケガベヤを巻き込みたくないのです。
ここでは皆さんが主役で、私は大主役ということで(脇役じゃないんかい)、そんな曖昧にされがちな分野をなんと記事にして残してしまおうと考えたのです。
題して、【完全感覚柔整論〜確かな臨床の狭間に見える感覚エビデンスを添えて〜】です!!!!!!!!
※エビデンスにならないエビデンスを「感覚エビデンス」と名づけました。「感エビ」で検索。
どこかから「ついに狂っちまったかほねきっつぁんよぉー!」という声も聞こえますが、安心してください。
私は元々狂ってますっ!!!!
てことで、今日は肘の腫脹について、完全感覚ドリ....完全感覚柔整論を展開したいと思います!
フィールド展開!!!!!!
※厨二病感満載でお送りしたいと思いますので、苦手な方はこのシリーズは読まないでください。あと女子ウケ悪いんで、ケガベヤを女子に勧める際は十分にご注意ください。
※このシリーズは不評であればやめます。そのくらい私はガラスのハートの持ち主なので、優しく扱ってください。
※これから先は文章も超感覚的になりますので、安全バーにしっかりと掴まってください。
小児の肘の腫脹
さて、子供の肘は厄介です。
泣くわ騒ぐわ暴れるわで、本人に問診してる暇なんかありません。
さらには親が「怪我した瞬間は見てないんです」なんか言おうもんなら、あとはあなたの臨床力のみで勝負しなければいけません。
え?レントゲンやエコー取ればいいって?
どんな検査をするにしてもまずは、しっかりと患部を見極めて検査をする箇所を絞らなければ、絶対に診断は失敗します。
それがリンゴかミカンか分からないのに、皮は剥けないでしょ?
手で剥ける?包丁持ってくる?どこから剥く?あなたはそもそも剥くのは上手ですか???
そういうことです。
なので、特に小児の肘は怖い。
しかも判断を誤れば、その先に待っているのは滅びのバーストストリームですから、慎重さが重要です。
さて学校では小児の肘の骨折を多い順に3つか4つ習いますよね。
はい、そこのこの記事を読んでいるあなた、答えてください。
・・・・・。
はい、ちゃんと勉強しましょうね。
上腕骨顆上骨折
上腕骨外顆骨折
モンテギア骨折(類型含む)
肘内障
まぁ接骨院で見るとしたらこんなところでしょう。
教科書では内側上顆骨折も出てきますが、臨床ではほとんど見ません。(私の経験では3年に1回程度)
まぁ診断なんかは人によって変わるんで、顆上骨折を外顆骨折と言ったり、外顆骨折を骨端線離開と言ったり、モンテギアを肘内障と言ったりしますが、その辺はまず気にしなくていいです。
まず上からスーッといって触ります。
そこで、顆上の腫れなのか、外顆の腫れなのか、前腕近位の腫れなのかが分かります。
こんな感じ。
スーッと行って、パツッと骨折の腫れが触れます。
さて次は関節内血腫。
むにっと触れます。
押した時の跳ね返り感を感じます。
ぷくっとなのか、ダンダンなのか、カチカチなのか。
伝わりますかね。笑
ご意見ください。