【レントゲン読影講座】撮影実技編1.手関節
さて、ここで一度レントゲン講座の話数を進めずに一度立ち止まって、「実際にどのようにレントゲンが取られているか」を見ていこうと思います。
ひとつの撮影に対してひとつのページを作りますので、撮影部位ごとに見ていければと思います。
正直、部位が多くある中でそれらを視覚的に理解しやすく説明するのはかなりの労力が必要です。
しかし今回はリグ付きの「3Dほねゆき君」を使用して、なるべくセルルックに親しみやすい図解とすることにしました。
これから紹介する撮影肢位は以下の部位について横断的にご紹介します。
手関節
手(手指)
前腕
肘関節
肩関節
鎖骨
股関節(大腿骨頸部)
膝関節
足関節
足(足趾)
これらの部位について、一般的な撮影方法(4方向)を記載していきます。
※撮影方法はかなりローカルルールがありますが、この講座では「徒手整復のために転位を読む」ことを前提に、正しい4方向の撮影をお伝えします。言い換えれば、適当な撮影が巷では多い。
これら以外にも部位はたくさんありますが、これらをおさえていれば柔整師としてあらゆるレントゲンを読影する際に、「立体物を撮影している」という前提を理解しやすいかと思います。
被写体とカメラの位置関係を知らないのにカメラで撮った写真を見せられても、その被写体の形や大きさを完全に理解できないのと同じで、どのようにレントゲンが出来上がるかを知ることは重要です。
さて、今回は「手関節」です。
私のnoteも橈骨遠位端骨折について書いていますが、外傷の中で1番多いのが手の怪我でしょう。
※更新中
※画像が出来上がり次第、随時追加しますのでお待ちください🙇🏻♂️記事は部位ごとに分けます。
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