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はちみつの福箱 その5

これで最後です。前回その4で終わったかなと思っていたら、ひとつわすれていました。

イタリア産ユーカリ
ユーカリはコアラの食べる植物として有名で、オーストラリアやタスマニアに広く分布しているが、世界各地に植樹されていて500種類も品種があるそうです。ハーブとしてその製油が殺菌・抗炎症、鎮痛などの目的で使用されたり、ひじょうに成長が早いため砂漠化した地域の緑化に利用されたり、製紙用のパルプの原料に使われたりしているそうです。

写真では濃いめの赤っぽい色をしていますが、実物はもっと白っぽい色合いです。
香りはチーズのような動物性の香りがします。
舌ざわりは、結晶が進み、じゃりじゃりとした食感があります。
味わいとしては、赤みそをさらに熟成させたような濃厚なコクがあるかと思えば、ハーブのはちみつに特有の清涼感が後から追ってきて、全体的に上品な甘みのあるはちみつです。
酸味は特に感じなかったのですが、薬草のような苦みが微かに感じられました。
料理との相性では、パッケージにも書かれているのですが、クリームチーズとの相性がとてもよく、やわらかく常温にもどしたクリームチーズの3分の2量ぐらいのユーカリのはちみつを加えて、そこにさらに素焼きのくるみとアーモンドを軽く砕いたものを混ぜ込んだものをクラッカーやトーストした食パンとたべるといつまでも食べていられます。
とくにナッツはくるみとアーモンドというのが肝で、皮の渋みがこのクリームチーズとユーカリをよく繋ぎ合わせてくれているとおもいます。

おすすめです。

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