選べない?いいじゃないか!それで.
ここ数日子どもから大人まで, 一つに絞れないことが不安になっているような気持ちを聞くことがたまたま増えた. 寧ろそういう人が多いのかな?
ともあれ, 折角の機会だし書いておこうと思う僕なりの見解.
まず第一に, 「良いぞもっとやれ. 」があってその次に, 「そこから学んだことを抽出せよ!」で, 最後に「多岐に渡った自己を生成している要素を分析し, 何か作れ!」だ.
第一は言わずもがな, もうやりたいことありすぎるとか興味関心が… とか, 飽き性がとか心底どうでも良いから今すぐやれ, やった先にしか見えないのだからという姿勢. 第二に, 幾ら経験を重ねても何を知ったかとか学んだかとか少しでも良いから抽出作業を行っていないと歳だけが重なって過去を語りたがる胡散臭い大人になってしまう.
最後の「多岐に渡った自己を生成している要素を分析し, 何か作れ!」だけれど, これに関してはとある山小屋に籠った人類を想像して欲しい. 色んなことを経験してようがしまいが, 自分の私事に重なった幾つかの情報を浮かせてみれば傾向も分かるだろうけれど, そういうビジネスマインドというより結局のところ生涯を通して何をやりたいのかが少し見えてくるかもしれない. 山に篭って手と足と頭を動かせば何か“成る”. その成った何かが形を形成していく. それは物質かもしれないし, 文字かもしれないし.
そしてそれを通して己を知り, 他者を知り
自然を知る. 世界の声を聞けるようになっていくのでは?
私は私に, あなたに出会えたのだ.