セレンディピティな一粒の砂金.
データ分析による“リコメンド機能”がなかなか自分的にヒットしないのは僕が常にセレンディピティを大切にしているかなのかそれとも狭い分野で固まっている思考停止なのか, はたまた良さを理解できない感受性の問題か?
YouTubeやSpotify, Netflixをはじめあらゆるコンテンツやプラットフォームにおいてリコメンドによるおすすめが僕の何かを動かさないことが多い. 30/1の確率で週に1回出ればラッキー. それくらいプログラムの精度は低い.
いや的確ではあるけれども, 刺さらない.思考停止で言うなら,割といろんな分野に飛んでいる点それは低いし, 何をやらない触れないかを決めた時点で疎遠になったものには興味がない.
感受性の蓄積は, どちらかというと時間とインプットの量というよりも偶然性に寄与するのでセレンディピティと相反しない.
そうか, 偶然性を大切にしていたのは能動的な証拠であり常に自発的であるからかも知れない. 機械学習に頼ると怠惰になると本能的に知っている, AIの答えが無機質であるという自覚は, 日常の中で鍛えられるようだ.
キーは, 「問い」を常に持って居られるか.