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台風の目な静かさを思う.
雨の夜. 風の強く吹く日が嫌いじゃない. 外が荒れている日は, なんだか人々も心が疲れてついつい当たってしまいがちだ. でもその反面, 安らぎと憩いを求める声もあるわけで.
昨日はこの紀行を書きながら, 「思いが交差し合うけれど, 人が本質的に求めているのは安心と安息であることが揺るぎないものとなって燻り上がってくるよな。」と考えていた.
人の心と向き合う現場にいると, 安らぎというものに, 抱擁というものにどれだけ枯渇してるかを痛感せざるを得ない. その渇き具合.
心と身体の距離を取らざるを得なかった習慣を通して, 我々は埋めることのできない溝と向き合うのだろう. 現状は実に深刻だ.