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積み重なる絶望の果てに君は大人になる
大人になるとは、精神心理的に小さな絶望の積み重ねを得て成長するものなのではないかと僕は思っている。
かつて、20世紀少年という漫画の中でヨシツネというキャラクターがいてそんな彼は「人はなりたい自分と現実との折り合いをつけて大人になる。」と言っていた。
なるほどそれもまた一つの絶望だ。
喪失を経験することもその一つだと思うのだけれど。
絶望という井戸の深さを考えてみるのも興味深い。
時空間が一定方向にしか進まないベクトルで生きる我々の選択常に失い続ける今、何を受け取るかだと思う。受動的ニヒリズムに陥ることなく能動的ニヒリズムで生きる。
絶望を経験したものは幸いだ。
故に何を選ぶか、自分が決めるのだ。