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すりごまの昇華と, 君の生き様と.

森山大道さんの個展を見ながら, ネガや粒といった粒子の質感を考えていた. デジタル写真では伝わらない, 手触り感は視覚を通して鼓動が伝わってくる. 

生命の手触り, 質量.  

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胡麻をすり潰すと, 香りと胡麻粒一つ一つの質量がそこにある. 道具を介して感じる質感とか,生命の昇華とか.

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でも味気のない, 空っぽな質感にも惹かれる. 一生を終えた流木とか. 役目を終えて放置された車とか. 

写真って本当に感慨深い.だって,光が語るんだもの.








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