[散乱文章]その四十二
梅雨空を見上げて君を思いつつ雫が伝う跡をなぞった
近頃は、梅雨らしい天気が続いていますね。あなたはお元気でしょうか?こんな気候ですから、体調を崩していないか、心配です。
いえ、あなたのことを思うと、私は泣いてしまうのです。あなたのそばにいたいと願うのに、それが叶わないのが、悲しくて、虚しくて。ふと気づけば、涙を流しているのです。それを指先でなぞることすら、より哀しみを増すようで、でも、そうする以外、私にはどうしようもないのです。
散乱文章その四十二「短歌と解説」
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