デンマークのお水事情
18週間のデンマーク生活も2週目が終わってしまいました。驚きの早さです!
さて、今回はお水について。短期の海外旅行でも、お水は特に気を使いますね。ガイドブックには「水道水は飲まないでください」という注意書きを多く見かけます。
日本はありがたいことに水道水を躊躇なく飲める環境なので、水道水が飲めない国に行くと、かなり不便に感じます。最近でこそミネラルウォーターを買う慣習が定着していますが、その昔「お水にお金を払わないといけないなんて」理不尽に感じたものです。
結論から言いますと、デンマークの水道水は飲めます。しかも結構おいしいです。夜のうちにマイ水筒へ水道水を詰めて冷蔵庫へ入れている人が多数。私は常温が好きなので、水道水をそのままボトルに入れています。
水道水が安全なのは間違いありませんが、軟水に分類される日本の水とは違い、ミネラルを多く含む硬水なので全く同じというわけにはいきません。シャワーを浴びると髪の毛がギシギシするという影響はあるそうで注意は必要です。
何はともあれデンマークが住みやすいと感じるのは、水道水を安全に飲めること以外にお手洗いも一つの理由です。公園などにある公共のお手洗の多くが無料です(注1)。他のヨーロッパ諸国ではトイレが有料なところが多く、外出時に急にトイレに行きたくなったらどうしよう?という心配が発生します。でもデンマークでは腹痛が来ても安心です。水道水が飲めて、トイレが無料なのが日本と同じで、安心感が増すわけです。
お水の話に戻りますが、デンマーク以外の北欧諸国でも水道水は飲めるとのこと。水道水が飲める国は、なんだかクリーンで安全な気がする(あくまで私見ですが)
世界中で水道水が飲めるのは15か国しかないとのこと。安全と水はお金では買えない、とても貴重なもの。皆で大事にしたいものだと、母国である日本に思いを馳せる今日この頃です。
(注1)都会では駅や百貨店のトイレが有料という情報を得ましたので追記します!