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【回想録】留学から3年後の今を考える
3年前の今日は、デンマークへの留学を終えて帰国する日でした。
もう3年!と驚く一方で、たった3年でいろいろな体験をさせてもらったと感じています。
留学したことが薄れてしまって、元の日本における日常生活に戻ってしまうことを恐れていましたが、そうならずよかったなぁと。
3年後の今について考えてみたいと思います。
【不安だったこと】
デンマークで学んだ価値観を忘れて日本に染まり、好きではない自分に戻ってしまうこと
例1)日本の会社で働いて組織の論理に振り回される
例2)自分のやりたいことを我慢する。
例3)他人に配慮しすぎて自分を見失う
例4)今を大事にせず、単に毎日を忙しく過ごす
【3年後の私】
-組織に属さずに、自分でライスワーク、ライフワークを立てる活動ができている(まだ成功したとは言えないけれど、、、)
-組織に属する人と接して、何が本質的課題か見えて、対話で伝えられるようになった
-自分がやりたい!と思ったことはどんどんチャレンジできている
-他人への配慮と自分とを分けて考えられるようになってきた
-しんどい時は休む、のんびりする時間を設ける というメリハリがつけられるようになってきた
同時期に留学していた友人たちは、就職したり、再度海外に行ったりとそれぞれがまた次の道を歩んでいます。
それを「うらやましい」と思うのではなく、「そんな道もあるよね、楽しそう」と冷静にみられるようにもなっている。
それは、今自分がやりたいことをできていること、一度留学して満足したこと、留学後も何度もデンマークへ行って経験を積めていることなどが理由だと思います。
Covid-19の危機を最初に感じた時にある研究会で
「コロナ禍によって世界は変わる 〜我々はそれをどう捉え、どうアクションを起こしていくのか〜(2020年5月開催)」
を企画したことを思い出します。
あの時ぼんやりと思っていた
「一人一人がアクションを起こしていくことで社会を変えられる」という仮説を持ってデンマークへ留学し、現地でその実例を見たり学んだりしました。そして今はそれを広く知ってもらう活動ができています。
あの時期に留学できて本当に良かった。🇩🇰🇯🇵
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