![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156872625/rectangle_large_type_2_38885e2b7c9ca81ca3f722ff6735776c.jpeg?width=1200)
EndNote Onlineの使い方 文献引用編
この記事では、文献管理ツールEndnote Onlineのプラグイン機能「CWYW™」を使ってMicrosoft Wordに文献を挿入する方法を紹介します。EndNote Onlineにインポートがまだの方は、以下より文献のインポートを済ませてからご覧いただくと理解しやすいと思います。
プラグイン「CWYW™」のダウンロード
マイ レファレンスにインポートした文献をWordに挿入するには、EndNote OnlineとWordを連結させる作業が必要になります。
まず、EndNote Onlineにログインして、必要なファイルをダウンロードします。
![](https://assets.st-note.com/img/1728131152-xvqnW0LrkYHIpseKAtjPi6fz.png?width=1200)
ダウンロードしたファイルを実行しCWYWをインストールします。
WordとEndNote Onlineを同期させる
インストールが完了したら、Wordのメニューに新しく「EndNote」のタブが追加されます。
End Noteタブの「Preferences」→「Application」でapplicationをEndNote onlineに設定しEndNoteに登録したメールとパスワードを入力します。
![](https://assets.st-note.com/img/1728131617-wvFkLyeaVUp21N5YjJfcqhxX.png?width=1200)
本文に引用文献を挿入する
いよいよ文献の引用を文章内に挿入します。引用を挿入したい部分にカーソルがある状態で、Insert Citationsをクリックし、追加したい論文名やキーワードなどを検索欄に入力し「Find」で検索します。追加したい論文を選択し「Insert」します。
![](https://assets.st-note.com/img/1728131810-4JLcrRPkwxC2SvnjXzTGdI7Z.png?width=1200)
自動的に引用(本文用と参考文献用)が追加されると思います。
Styleを変更することで、引用形式を選択できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1728131910-bUOlgY5tTm8oLKBGSHNFviWh.png?width=1200)
できたらUpdateしてPlain Textに変換
文章が完成したら、引用文献のアップデートを行った方が無難です。途中で引用を削除したりした場合、文献リストに残っていることがあります。「Update Citations and Bibliography」を押して最新の状態にします。
その後、本文をすべてPlain Textに戻しておくのが良いでしょう。「Tools」から「Convert to Plain Text」で完了です。
文献リストを作成する方法(CWYW不要)
引用文献リストのみを作成したい場合は、CWYWのダウンロード及びインストールは不要です。EndNote Onlineだけで行えます。
引用文献リストを作成するには、EndNote Onlineの「引用文献リスト作成」→「文献リストの作成」で作成したい文献リストを指定し保存します。
レファレンス:作成したい文献のリスト(マイ レファレンスにある文献のグループ名)
書誌スタイル:好きなスタイル
ファイル形式:TXT テキスト形式がおすすめ、RTFリッチテキスト形式(word)も可。
![](https://assets.st-note.com/img/1728132291-rIGs7FQHTPMRbN2SYZaUitWJ.png?width=1200)
テキスト形式のファイルの場合、以下のようなテキストファイルが出力されます。これをWordの本文の必要箇所にコピペするだけです。
![](https://assets.st-note.com/img/1728132373-gDWy0XP6mIZb2UNSn3atKeLv.png?width=1200)
以上で、インポートした文献リストを用いて、本文に引用や文献リストを挿入する方法の説明を終わります。