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EndNote Onlineの使い方 文献引用編

この記事では、文献管理ツールEndnote Onlineのプラグイン機能「CWYW™」を使ってMicrosoft Wordに文献を挿入する方法を紹介します。EndNote Onlineにインポートがまだの方は、以下より文献のインポートを済ませてからご覧いただくと理解しやすいと思います。


プラグイン「CWYW™」のダウンロード

マイ レファレンスにインポートした文献をWordに挿入するには、EndNote OnlineとWordを連結させる作業が必要になります。

まず、EndNote Onlineにログインして、必要なファイルをダウンロードします。

ダウンロードしたファイルを実行しCWYWをインストールします。

WordとEndNote Onlineを同期させる

インストールが完了したら、Wordのメニューに新しく「EndNote」のタブが追加されます。

End Noteタブの「Preferences」→「Application」でapplicationをEndNote onlineに設定しEndNoteに登録したメールとパスワードを入力します。

本文に引用文献を挿入する

いよいよ文献の引用を文章内に挿入します。引用を挿入したい部分にカーソルがある状態で、Insert Citationsをクリックし、追加したい論文名やキーワードなどを検索欄に入力し「Find」で検索します。追加したい論文を選択し「Insert」します。

自動的に引用(本文用と参考文献用)が追加されると思います。
Styleを変更することで、引用形式を選択できます。

できたらUpdateしてPlain Textに変換

文章が完成したら、引用文献のアップデートを行った方が無難です。途中で引用を削除したりした場合、文献リストに残っていることがあります。「Update Citations and Bibliography」を押して最新の状態にします。

その後、本文をすべてPlain Textに戻しておくのが良いでしょう。「Tools」から「Convert to Plain Text」で完了です。

文献リストを作成する方法(CWYW不要)

引用文献リストのみを作成したい場合は、CWYWのダウンロード及びインストールは不要です。EndNote Onlineだけで行えます。

引用文献リストを作成するには、EndNote Onlineの「引用文献リスト作成」→「文献リストの作成」で作成したい文献リストを指定し保存します。
レファレンス:作成したい文献のリスト(マイ レファレンスにある文献のグループ名)
書誌スタイル:好きなスタイル
ファイル形式:TXT テキスト形式がおすすめ、RTFリッチテキスト形式(word)も可。

テキスト形式のファイルの場合、以下のようなテキストファイルが出力されます。これをWordの本文の必要箇所にコピペするだけです。

以上で、インポートした文献リストを用いて、本文に引用や文献リストを挿入する方法の説明を終わります。

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