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それは願った通りに使えているか?

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友人が面白い気付きを送ってくれたので、今日はそれについて書いてみます。

お菓子の空き缶などで、可愛いものを取り置いている人もいらっしゃるでしょう。
私だってそうです。この画像は数年前、家族で関西に旅行に行ったときに奈良公園で買ったもの。旅の記念でもあり、可愛いから捨てられない思い出の品です。
(なんでも捨てると思われてる私ですが、お菓子の空き缶だってきちんと保管してるんだよ!)

(…ていうか奈良市観光協会には伊領民が紛れているとしか思えませんが)(分からない人はスルーしてください)

で、大体の空き缶って、ふたの部分や、缶の側面に可愛いデザインがあるわけです。

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横側のデザインも可愛いでしょ♡ どうみてもフェリシa…(ry

で、友人はこういった可愛い空き缶を、職場の引き出しにセットして「小物入れ」として使おうと思ったのだそうです。
毎日お気に入りのモノに触れているとテンションも上がりますからね。しかも空き缶を再利用できて、エコにもなります。これは一石二鳥ですよね!

…が。
引き出しに入れてみて、彼女は気づきました。

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引き出しに入れた状態だと、上の図のように、ただの空き缶でしかない。なんの可愛い絵も見えないからテンションもあがらない、それどころか、引き出しに入れるとガチャガチャ音もうるさく、深さも微妙で使いづらく。
結局捨てたというのです。

「可愛いっていう気持ちだけで何も考えてなかったけど、もう少し使用感とか色々考えなきゃだめだな~って思った」とのこと。

モノを手に入れようとするとき、我々は割とイメージだけでとらえがちです。
「インスタで流行ってた」とか、「店頭のPOPに惹かれた」とか。
ひどい場合は「半額シールが貼られていたから」とか。

実際に使用するときのことまで考えて行動に移せるかというと、これはかなり難しいですし、私だってまだたびたび失敗しているほど。

ただ、間違ってもいいのです。いい勉強になったな、と思えば。
その場合、イメージだけを最優先して「嫌々ながらもずっと辛抱して使い続ける」っていうのは、あまり良くないかもですね。
「あ、間違ってたんだな」と認めてあげること。そして「次はこういうところに気を付けて買うようにしよう」と気づき、「ではこの商品とはお別れしよう」と潔く。

お別れ、といっても「捨てる」以外の選択肢はたくさんありますので、ぜひその次の次までモノを生かせる道を考えてあげて欲しいものです。

ちなみに我が家のこの空き缶は、普段はしまっていますが、先週から暑くなってきたので、子供が帰宅時に塩分チャージをぱくっと食べられるように、ダイニングテーブルの上に再登場しました。

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