壊したことを素直に申告してみてよかった、という話
これ、私にも記憶あるので少し綴っておこうかと思います。
もちろん破損させないことが一番なのですが、人間誰しも失敗はあるし、ものというのは必ず壊れる運命…。
以前、借りてきたCDを子供が破損させたことがあったんですね。
親としては、もちろん頭を過るのは「言い訳」。
子供がやっちゃったんです!気を付けて見てたんですけど!わざとじゃないんですううう!
…などなど考えたんですが、ぶっちゃけそんなのお店の人にとってはどーでもいいことよね…。
事実は「我が家の人間が借りたCDを破損させた」ことで変わりがない。
素直に怒られるしかないな…と、おずおずお店の人に申し出たのです。
「すみません、CDケースを子供が破損させてしまったので弁償したいのですが…」
すると、店員さん。
「あぁ、わざわざありがとうございます! 実はレンタル代金の中には破損に関する保険代も含まれていますので、ケースの破損でしたら問題ありませんよ〜!」
そのご対応にほっと胸をなでおろしたものです。
でもこれ、素直に申し出たから良かったんですよね。
申し出なかったら、ずっと私も罪悪感を抱えて生きてたりしたかもしれない。多分その店を二度と利用しなくなったと思う(自分が悪い癖に…)。
お店の人も、そりゃ保険で新しいケースに交換はできるかもしれないけど「壊したくせにコソッと戻すなんて非常識!」と、私のせいで要らぬイライラを植え付けられてたでしょう。
なにより、破損したケースで店員さんが怪我したりしてたかもしれないわけで。
うん、やっぱり素直に言おう。
もしそれで「弁償してください」と言われたとして、それは当然のことだし、むしろ「お金払ってスッキリできた!」と思えるはず。少なくとも「申し訳なくてこの店利用できない…」なんて思わずに済むでしょう。
…そういえば昔、まだ私が「ママ友作り」を頑張っていた頃のこと。
ママ友とその子供達とでランチに行ったのです。
「私達って気配りできるママだから!」と意識の高いママさんが多く、周囲の迷惑にならないようにきちんと個室を予約していたのです。
が。
その個室で、とある子供がお皿を割ったんですね。
私が「お店の人にひと声掛けとこうね」と言ったところ、
「大丈夫よ、個室だから割ったこともバレてない」
「お皿重ねておけば誤魔化せるでしょ」
「子供のしたことだしね〜」
と、先程までの意識の高さはどこへやら…。
トイレに行くふりして店員さんに「お皿割っちゃいました…」とお伝えしたところ、「あ、分かりました〜、下げときますね〜」という呆気ない一言。
店側も皿が割られることがあるくらい、日常茶飯事だし分かってくださっているわけ。
ただ、それを隠すと罪悪感は倍増しだし、隠されると店としては腹立ちますよね。
素直に言って謝罪し、すべき弁償はした方がいい…!
(ついでにそのママ友集団とはお付き合いをやめました…。)
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