ちょっとずつだけど社会は動いてるなって実感して嬉しかったこと（共通テスト当日の痴漢問題）

なんのこっちゃ分からない人が大半だと思う、このタイトル。

簡単に言うと、
「大学共通テストの行われる日は、電車内で痴漢犯罪がアホほど増える」のです。
これ、主人に言ったら「は？何で？意味わからん」と言われました。
そう、普通のまともな男性なら、分かるわけないんですよ。

理由は何かというと、
「共通テストは受験生にとって最も重要なもの。だから、テストに遅れるわけにはいかない女子生徒は、痴漢被害に遭っても届け出をしない（だから安心して痴漢ができる）」という理由。

どれだけ女性が自衛しようとも、犯罪者の方が集団で動けばどうしようもない。
それをまともな男性に訴えても、耳を傾けてもらえなかった。

それが、今年はこんなツイートが。

痴漢は重大な犯罪です。もし、共通テストの会場に行く途中に痴漢の被害にあった場合は、追試験の対象となります。共通テストは私服でも受験できます。痴漢被害にあったり目撃したときは、周りの人に助けを求め、110番してください。#痴漢撲滅#性暴力をなくそう https://t.co/lHQfqhGTjo

— 内閣府男女共同参画局 (@danjokyoku) January 10, 2024

少しずつだけど、声を上げ続けてきたおかげで、社会が動いた。
それも、インフルエンサーが代わりに訴えてるだけじゃなく、国の責任ある立場の人が。
もちろんまだまだダメなことが多いけど、ひとつずつ、変えていけると信じたい。

内閣府が声明を出しただけじゃなかった。
「女性は自分で自衛しろ」というわけではなく、どうやら鉄道各社も対応をしてくれているらしい。
こんなツイートも見かけました。

私も微力ながら朝から電車に乗ってましたが今日、明らかに車両に鉄道各社の職員が沢山乗っている。
今年は空気が違う。すごいよ。
一人一人の言葉が行動が社会を動かしている。

— しがない (@yh8hRUzfj2lLQk3) January 13, 2024

嬉しいね…。
「偉い人が決めたんだから仕方ない」とか「訴えても聞いて貰えないから諦める」ではなく、子供たちのためにも声を出していこうと思った。