村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス(上)』
村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス(上)』講談社、2004年
言い回しがいいね
不安そうな顔→死の優れた点 にシームレスにくだをまく感じ
死の優れた点について言いたかったんだろうな
ひょっとして村上春樹を読むことは酒を飲むようなものなのではないか
気持ちよくなってる酒飲みの気持ちいい(どうでもいい)話に近い
村上春樹自体バーテン上がりだし
みんなはむしろ目につくよう努力をしてるというのに、どうして君はそんなことをしてしまったんだろう?
自分の位置が不明だと、自分も、他人も、自分を世界にどう位置づけていいのかが分からない
そのため、協力もできない
利用可能性が低い
自分に合っていなければ関係性を解いてもいいだろう。ただ、そのままであれば、やはり人はどうなることもできない
誰のせいとかじゃなくて、問題が問題なんだよね
関係を切るたび、その関係を切るという問題が、自分の大切な価値観に起因していると考えて、それを捨ててきてしまった(と解釈した)
意味のないことに意味を見いだして自分の考えを変えていたらきりがないし、すり減っていく
意味のないことならばどのように考えてもいいのに、自分にとっての意味を上手く話せずに、コンフリクトを起こした
でも、どうでもいいことでつまづいていたからこそ、日々は山あり谷ありでドラマチックだった