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忘れること、それは「罪」です。
社会人になり会社のために努力し続けている最中ですが、最近思うことがあります。それは上司の物忘れについてです。
これについて私の職場でのお話になりますが、思ったことを淡々と綴っていこうと思います。
すぐ忘れる上司
私の上司はいつも朝礼で何かがあるたびに「ちゃんと報告してください。自分勝手にやらないでください。」などいわゆる「ホウレンソウ」をしてくれと言います。
それはもちろん同僚や得意先などあらゆることに影響し、迷惑をかけることがあるのでとても大事なことですが、私の上司は忘れっぽいのです。
私「この前報告した件ですがどうなってますか?」「このような計画でこのように成果が出そうですがどうしましょうか?」などそれに対し
上司「忘れとった!今から動くね」「聞いたけどまだ連絡ないね」「それは今度どうにかするよ」挙句「そんなこと言ってたっけ?」
こんな具合で報告や相談しても自分のことで精いっぱいなのか動こうとせず現状維持のまま。ホウレンソウをしてもその場だけの対応で後々になると忘れることが多いです。
部下たちの心境
私含め部下からすると忘れるということは迷惑極まりない行為で普段ホウレンソウをしろと言っている本人がホウレンソウをした後の対応がおろそかだったら部下たちは「言ってもかわらん」「言ってもムダ」となります。
しかし、ホウレンソウを怠った結果何か問題になれば怠った人が責任を問われます。責任は上司がとるが少なくとも怒られることはあるでしょう。
そんな社風でやっている私の職場の活気はゼロです。※他にも原因はありますが・・・
忘れるということは罪
こうして私が思ったことは、忘れるということは罪だということ。
例えば部下が会社のために「こうすると結果が出そうなんですけど」と相談しに来たとします。上司は「なるほど。わかったやってみよう」でその場で終わり次の日には忘れ数日や一か月ほどして部下が「あの件どうなりましたか?」と聞くと「忘れてた」と言われます。その間準備などできることがあったかもしれないのにまた振出しに戻ります。無駄な時間。
そしてその時間の分だけ会社の成長を損なわせるのです。
他には「○○に不具合があるので調査依頼お願いします。」といった場面で数日してから聞き直すと「えっ、そんなこと言ってたっけ?」と言われると部下たちは言っても一緒となるわけで、本当に重要なことしかホウレンソウをしなくなります。
私が思うこと
忘れることは誰しもがあり得ることで私も忘れっぽい性格ですが、仕事は何か問題になると周りの同僚や得意先などに迷惑がかかります。場合によっては会社に損害を与えかねない場合もあるかもしれません。まあそのような重要なことは忘れることはないでしょうけど。
重要度によってこれは忘れてもいいやという軽い気持ちでいると部下や同僚から信頼を失います。そうなると職場の雰囲気や生産性にも影響があると考えます。なので上に立つ者として忘れることは非常に気を付けるべきことだと思います。
まとめ
言ったことを忘れられると言った本人は何かしら負の思いを抱きます。
会社ではメモなど忘れないように工夫をすることが会社と自身の成長の一つと思いますので、今これを読んでくれている役職の方々、プライベートはともかく会社では忘れることは絶対しないようにしてください。