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雪国の厳しさが教える耐える力
今日も寒い。道路はアイスバーンだから車線変更はしない方が良さそう。前の車との車間距離と自分の車のスピードのバランスをとりながら運転。
雪国にいるから、雪の影響をいろいろ考える。勤務先までの道路事情はもちろん、車に積もった雪を払いフロントガラスやサイドミラーをきれいにすること、道に積もった雪をのけて歩きやすいようにすること。出かける前の準備をしていると雪の中でも汗ばむ。
夏は雪国なのに猛暑、特に温暖化の影響と更年期障害の影響か、汗が普通でない。気候が人に与える影響ってすごく大きいと思う。晴天が続けば気分も晴れポジティブ思考になりやすいけど、積雪量の心配と除雪作業を加味して早起きする日が続いてしまう冬に思うことは、ネガティブになりやすい。
人の思考は不思議だね。まれにお日様で暖まるような日があると、もったいなくて、外出したくなる。太陽の暖かさがありがたくて、心の中で手を合わせたくなる。分厚くどんよりした雲の隙間に、ちらりと見える青色から、上空の青空を想像する。
晴天続きで降水量が不足することも大変、でも普段の生活で雪が降りすぎると交通麻痺、とはいえスキー場には雪が必要、・・・・人間の気持ちは忙しすぎて、自然界からしたらいい加減にしなさい、かもしれないね。
雪がどんなに降ろうと、高齢になろうと、黙々と雪下ろしをする人たちの姿はすごいと思う。父は、こんなところ人が住めるところじゃないという人もいるけれど、ここに住むしかないのだから、と言っていました。春が来た時の嬉しさは格別だし、雪国の冬の厳しさが耐える力をつけてくれると。
私はそんなできた人ではないので、ぶつぶつ文句を言いながら除雪します。それでも体力のためにと思いながら。
もし今が辛くて、もうやめようかなとか、できるわけないと思っている人がいたら、まだ止めないで。しんどかったら何もしなくてもいいから。何もしないのも、耐えているうちの一つ。
ゆっくりしたり、普段しないようなことをしてみたりもいい。湯船にいい香りの入浴剤入れて体を温めてみるとか。目を閉じて、楽しかった時を思い出してみるとか。一箇所だけでいいから気になるところを整頓してみるとか。
そんなふうに過ごすだけでも、気が付くことがきっとある。昔感動した本を見つけたり、今も捨てたもんじゃないと気がついたり。周りが進む速さにあなたが合わせるのではなく、あなたが必要とする時の流れで過ごすと、いい。
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