【ナイキ】スーパーシューズの比較【プーマ】
マラソンのトレーニングをしていますが、身体的な成長に限界を感じているので、機材ドーピングとして、スーパーシューズに手を出しました。
レビューするほど知識や言語化する能力がないので、私が使ってみた感想をまとめてみました。
参考までに私のスペック
5km: 19’07(平均ペース キロ3’49)
ハーフマラソン: 1'19'01(平均ペース キロ4'13)
練習の速度域: キロ4'00~4'45
ストライドが短く、ピッチが高め(短足?)
プーマ ディビエイト ニトロ エリート2
サイズ: 26.5cm(少し大きめだが26.0cmだと少し小さい)
重量: 207g
感想: いつもどおり普通に走って速く走れるシューズ。ミッドフットでも反発力が得られ、自動的に足が前に出るイメージ。始めて履いた日から履きこなせた。5kmからフルマラソンまで問題なく使える。不安定な感じがなく、コーナーや折り返しでよれる感じも少ない。
走行データ: 5kmタイムトライアルした時のデータは下表の通り。
平均ストライドは1.38m、平均ピッチは190spm
ナイキ ヴェイパーフライ3
サイズ: 26.5cm(ぴったり)
重量: 177g
感想: 走り始めたら自動的にスピードが上がり、それが維持され、スピードを落とせない。脚が前にでるというより、身体全体に前に出る。フォアフットを強いられる感じ。3'45でも4'15でも問題なく走れる。速い。
走行データ: 3kmタイムトライアルした時のデータは下表のとおり
平均ストライドは1.35m、平均ピッチは196spm
ナイキ アルファフライ2
サイズ: 26.5cm(ぴったり)
重量: 220g
感想: シューズを履いて立った瞬間、シューズの弾力がスゴイ。フワフワしてめまいがしているのかと思うくらい。
プーマやヴェイパーフライのようにキロ3’45くらいのペースで走ろうとしても、自動的に進む感じがなくスピードが出しにくい。
前に進む感じではなく、上に反発する感じ。
キロ4'30〜4'45くらいで、接地時間を長くして走ると、反発を得られて楽に走れる。接地して、クッションを潰して、その反発で走るといい感じ。(接地→ワンテンポ遅れて反発)
走行データ: 3kmタイムトライアルした時のデータは下表のとおり
平均ストライドは1.30m、平均ピッチは195spm
まとめ
履いている頻度が高く、慣れているのもあるのですが、私のお気に入りはプーマのディヴィエイトニトロエリート2です。普段通りミッドフットで接地すると自動的に脚が前に出る感覚でスピードが出ます。ハーフマラソンと5kmタイムトライアルでベストタイムを出したのはこのシューズです。
何より見た目がかっこいい。
ヴェイパーフライ3については、脚ではなく、身体が自動的に前に進む感覚があります。履き慣れたらディヴィエイトニトロエリート2よりも速く走れるかもしれません。3kmトライアルでベストタイムを出しだのはこのシューズです。
私は十分すぎるほどの反発力を感じますが、ヴェイパーフライ2よりもクッション性が高くなり、反発力が下がっているそうです。
カラーが何種類もあるようですが、私が購入したものはかっこいいです。アッパーに大きなナイキのロゴがないのがイイ。
アルファフライは、前にではなく上への反発を感じます。
クッションをつぶして反発を待つ感じで走ると楽に走れるのですが、私はピッチが速く、接地時間が短いからか、上手くスピードを上げることができません。ピッチ180spmくらいで走るといい感触です。
反発に任せて腿を上げて脚をたたむ感じで走るとスピードがでます。
母指球と土踏まずの中間くらいで接地すると反発が得られやすい気がします。
クッション性が高いのでフルマラソンでも脚が最後まで持ちそうです。
どのシューズも普段履いているナイキのズームフライやアシックスのマジックスピードに比べて、スピードが出ます。気持ちの問題もありますが、ペースがキロ10~15秒くらい速くなっています。
スーパーシューズは、上級者のものと思っていましたが、履いてみると、速く走れて、練習も楽しくできるようになりました。サブ3.5やサブ4くらいのひとも一度試してみることをお勧めします。
ただし、いずれもシューズもカーボンが入っていて反発が強いです。私はどのシューズも最初は練習後にふくらはぎに痛みが出ました。
走り慣れるまで、もしくは必要な筋肉が着くまで練習が必要なのかもしれません。