理想の働き方について考える
「実現したい未来」を手に入れるためには、まずはそれが具体的にどんな未来なのかをはっきりと描く必要があります。
昨日のnoteでは、私が仕事で感じている「やりがい」について掘り下げました。
今日はさらに一歩進めて、「理想の働き方」について考えてみたいと思います。
大手会社員 vs 大手会社員+副業 vs フリーランス vs 起業家 vs 投資家
今回は、職業形態を5つに分け、それぞれの特徴を比較してまとめてみました。
大手会社員
大手会社員+副業
フリーランス
起業家
投資家
なお、会社員と一言で言っても幅広いため、今回は会社員のメリットを享受しやすい「大手会社員」に限定して考えます。
大手会社員
Pros:安定した収入と福利厚生を享受でき、社会的信用も高い。職務分担が明確で、キャリアパスや教育制度が整っている。
Cons:昇給・昇進のスピードが遅く、自由度が低い。転勤や異動のリスクがあり、副業にも制約がある場合が多い。
大手会社員+副業
Pros:本業の安定を維持しながら、副業で収入を増やすことが可能。副業で得たスキルを本業に活かしたり、将来の独立を視野に入れたりすることができる。
Cons:時間管理が難しく、副業収入の増加による税負担の増加リスクあり。会社規定による副業制限のリスクも存在。
フリーランス
Pros:時間と場所に縛られず、自己裁量で働き方を選択できる。働いた分が直接収入に反映され、経費計上や青色申告特別控除などを活用して節税が可能。
Cons:収入が不安定で、社会保険や年金などの保障が弱い。営業や顧客開拓などの自己管理能力が求められ、税務処理が複雑になる。
起業家
Pros:自分のビジネスを運営し、ビジネスの成功次第で大きなリターンを得られる。法人税や役員報酬、退職金制度を活用して節税効果を高められる。
Cons:初期投資や資金調達リスクが大きく、事業が失敗するリスクも高い。すべての責任を負う必要があり、精神的な負担が大きい。
投資家
Pros:時間に縛られず収入を得られ、非労働所得(配当、キャピタルゲインなど)を得ることができる。NISAやiDeCoを活用して非課税での運用が可能。
Cons:市場や経済の変動に影響を受けやすく、投資知識や経験が不可欠。元本割れや投資詐欺などのリスクが常に伴う。
それぞれのPros/Cons、特徴は整理できました。頭で理解しても、実際にやってみないと分からないことも多々あると思います。私が何を重視したいのか、走りながら考えていきたいと思います。
今後考えたいこと
私にとって本業は、好きな仕事であり、収入や人間関係の面でもとても恵まれています。
ただ、近い将来日本に本帰国して育児との両立を考えたときに、心にゆとりを持って生き生きと働いているイメージが湧きません。
たとえば、時短勤務にすると収入が大幅に減るだけでなく、任される仕事の内容も変わってしまうでしょう。一方、変わらずフルタイムで働き続けるなら、深夜残業は避けられません。子どものお迎えにダッシュし、買い物をして、夕食を作って、食べ終わったら再び打ち合わせや仕事に戻る……そんな生活に、果たしてアラフォーの体力が持つのでしょうか。(持つ気がしません…)
現在、育休中(もっとも、手当はすでに終了しているので、実質「休業中」といったところですが)、興味のある分野をどんどんインプットしながら、講座などを通じて知り合った方々の様々な働き方を参考にしています。そして、自分にとってベストな働き方を模索しているところです。
理想の働き方とは、単に収入や時間の自由度だけでなく、家族との時間や自分の心身の健康を考えた上での「最善の選択肢」であるはずです。
今はまだ模索中ですが、このnote執筆を通して考えを整理しながら、理想の未来へ進んでいきたいと思います。
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