世紀末の退廃ムードと就職超氷河期(1999年卒~2005年卒)

当記事は、筆者が子供のころの独断と偏見が混ざっております。
事実とは相違している部分については、ご容赦ください。

90年代後半~00年代前半は、荒れている若者が目立ちました。

男女問わず、一部の若者たちのモラルを疑うような光景も見られました。
素人相手に暴力振るうチーマー。関東○合に代表されるような半グレ。
援○交際する女子高生。露出度の高い服を着る若い女性。
退廃的な不良文化が若者の間で流行っていました。

私は当時小学生でしたが、そんな若者たちを見て、
だらしないなと思っていました。下品極まりない。

大学生も見た目が派手な人が多かったです。
父の職場近くにあったMARCHの某大学の学生も
私が卒業した早慶の某ゼミの学生も(写真を見ると)、
勉強熱心な雰囲気ではありませんでした。

荒れる若者は70年代中盤からいましたけど、
学力レベルが高い層まで荒れた雰囲気が伝染したのは
90年代後半が初めてです。

バブルが崩壊した90年代中盤から
若者の間で真面目さが薄くなってきた気がします。

「良い大学、良い会社」という高度経済成長期・安定成長期を支えた
 生き方のモデルが崩壊したからでしょう。
不景気のせいで、頑張っても報われない人が増えてきたのは事実ですが、
頑張らないと報われません。

1997年の山一証券倒産・拓銀倒産を経て、
日本の景気はどん底まで落ちました。
過去のような好景気に戻るのは難しい。と感じさせたでしょう。
90年代後半は不景気慣れの時代でした。

この時代に就職活動した大学生(1999年卒~2005年卒)は、
過去最悪レベルに就職が厳しかったです。
大企業に就職できる人も少なく、大卒の就職率は60%を切っていました。
超就職氷河期世代です。

ただ、この世代の就職率の低さは、不景気だけが原因ではないと思うのです。就職に対する意欲の低さもあったのでしょう。(特にレベルが低い大学の学生が)

そういえば、2003年に起きた○ーパー○リー事件を起こした
高学歴学生も超氷河期世代ですね。

若者を取り巻く「荒れ」が、就職率の低さに対して、
何かしら関連があると考えざる負えません。





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