少子化の報道が少子化を加速させるのでは?

昨日からニュースで騒がれているが、
2023年の日本の出生率が1.20で、1947年以降で最低とのこと。
東京都に至っては0.99と韓国並みの低さ。
なお、婚姻件数も47万件と戦後最少。

この状況に対する厚労省のコメントは、「若年層の所得向上や男性の育休促進に、ますます力を入れていきたい。」とお決まりのコメント。

少子化については、20年位前から報道されていて、今さら問題にすることではない。
皆もう分かってるんですよ。

逆に具体的な数字を伝えて、出生率や婚姻数の低さを強調することで、「子どもなんて要らんわ」って層が増えると思うんだよね。

もう手遅れだから、
私たちが子どもを持ったところで意味が無い。 これだけ、子どもいない人が沢山いるから、
結婚しなくていい、子ども持たなくていい。
自分の子どもに、暗い未来を体験させたくない。こういった考え方を促進させる。
子どもを持つことを妥協したり、諦めたりする人が増えてしまう。

有名人の自殺を過剰に報道すると自殺者が増えるのと同じ原理です。
事態が悪い方向へ加速するんです。

今さら少子化の実態うんぬん報道するよりも、
お金がなくても工夫して、子育てしている家族を積極的に報道する方が効果があるでしょう。

子育ては、楽しいことばかりじゃなくて辛さもあるけど。
子どもを持つことは、人間の喜びだともっとアピールする方が少子化対策につながります。

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