箱根駅伝は東京一極集中・1人勝ちの象徴
今年も箱根駅伝が盛り上がってました。
学生スポーツでここまで盛り上がるのは、甲子園と箱根駅伝くらいです。
箱根駅伝は、関東にある大学のみ出場ができます。厳密には全国区の大会ではありません。
ただ、全日本や出雲駅伝の結果を見ると、
他地区の大学と関東の間には厚い壁があります。
箱根が持て囃されるため、強い選手が関東に集中しています。関東ローカルの大会ではありますが、事実上の全国大会です。
箱根のおかげで、関東の競技レベルは上がっていますが、大学全体のレベル底上げにはつながっていません。陸上長距離は、東京(関東)一極集中・1人勝ち状態です。関東だけが箱根の恩恵を受けられる状況は望ましくありません。
箱根は、全国の大学が出られるようにするべきです。関東の枠を20⇒12・13へ減らしましょう。(一部の関東マイナー大学が反対しそうですが…)
せっかく全国中継しているのですから、
様々な地域の大学の宣伝効果にもつながります。
関東の大学ばかり(箱根は、東京と埼玉が殆ど)、潤う現状は、関東以外の地域にとっては更なる地盤沈下を招きます。
箱根駅伝を現在の体制で、運営し続けることは勿体ないです。
関東の大学と読売新聞社のための大会で終わらせてはなりません。