光を求めて
お気づきかもしれないが、私は男性です。
男性なのに女々しい!と言った考えもあると思いあえてこれまで言わなかった。
大好きだった彼女と別れてはや数ヶ月。
1年の何割かを終えた。
この数ヶ月は日々の流れに任せ、特に何かをする訳でもなく過ぎて行った。
こんな人生の過ごし方はあまり良くない!と自分でも分かってる。
前に進むべきだし、それをきっと彼女も望んでいるだろう。
最近になって最後に1つ彼女に聞いておけば良かったなと思うことがある。
それは、
「私が彼氏で良かったか?」
ただそれを知りたい。
ただ、この質問を受けたらきっと彼女は気を遣って仮にそうだと思ってなかったとしても、
「うん。」
と言うだろう。
きっと、返ってくる答えが決まりきった質問だが聞きたかった。
人の感情を引き出すのはとても難しい。
心で思っていてもそれを表に中々出さない人はたくさんいる。
現に私もその1人だ。
私の性格はシャイで人見知り。
中々自分の思ってることを言え無いタイプだ。
他人がどう思うかが過剰に気になり、他人に対して興味を持つことが少ない。
ただ、興味を持てばとても仲良くなる。
つまり、ゼロか100かと言うことだ。
感情のままに行動したところでいいことが起こることは少なく、感情を押し殺した方が、人間関係もうまくいくことも多い気がする。
ただ、そこから真の信頼関係は生まれない。
私は最近それを感じることが多い。
仲良くしてるつもりだった友人や後輩も、向こうからしたらそんなことはなかったのかなと思うことが多々ある。
この性格をなおそうと思ったことはこれまでの人生で何度かあるが全てうまくいっていない。
昔ある友人からこう言われた。
「何かになりたいじゃなくて、なる!って決めて筋道立てて行動しなきゃ変わらない。今が居心地が良くて変わり傷つくことを恐れてる。人は結局自分が一番かわいいから。そうでもしなきゃ変われない。」
つまり私も自分の可愛さに負け続けている。
私の人生も儚いものだ。
儚くしてるのは紛れもなく私なのだが。
人生をやり直したいとは思わないが、ただ友人がたくさんいる人を見ると羨ましく思う。
儚く感じる私にまた光がさす日は来るだろうか、
いや、きっと自分から光がさす場所を探して、そこへ移動しなきゃいけないんだろな、