ゲーム:てんしっち
1月25日についにリバイバル版が発売されたGEN3こと「てんしっち」。
きええええええーーーーっ!!!
かわいい!!!
旧版もいいですが、リバイバル版も素敵なデザイン。
そしてGEN2よりも遊びやすく育てやすい!
オリたまは初めて遊ぶ、というひとには、むしろてんしっちがお勧めかもしれません。
以下、GEN2との比較および旧版との違いについて、軽くまとめました。
GEN2(リバイバル版:新種発見たまごっち)との比較
・体重と「おやつ」のデメリットが撤廃
GEN2までは体重のパラメータがあり、食事でおやつをあげると体重が+2されてしまい、体重過多(あるいはおやつのあげすぎ)で病死の危険性が高まってしまうというリスクがありました。このためおやつはなるべくあげずに、「ごはん」と「ごきげんアップゲーム」で育てていく、というのがGEN2までの基本的な育て方となっています。
しかしGEN3では体重のパラメータが削除され、代わりにAP(エンジェルパワー)というパラメータが導入。このAPはてんしっちが「お祈り」をするのに必要なパラメータで、おやつをあげることで増加しますが、体重と違って上限まであげてもデメリットはありません(※)。
こうしてGEN2までの「せっかく存在する”おやつ”コマンドを使えない」という状態が解消され、きちんとした育成要素に取り込まれる、という改善がGEN3では行われています。
※ただし、APの数値によって進化が分岐するパターンもあるため、「おやじてんし」などAP値が低いことが進化条件になっているキャラを狙う場合は要注意です。
・ミニゲーム(ごきげんアップゲーム)の簡略化
GEN2のミニゲームは運要素が絡むので、運が悪いとなかなか終わらないというデメリットがありました。8が表示されているときに9が出たり、2や3で1が出たりすると悔しさメガ盛り。
一方でGEN3のミニゲームは、「流れてくる星をボタンを押してよける」という内容で運要素ゼロ。判定もゆるいため、失敗することなく一回でゲームを終わらせることが可能です。
さらに流れてくる星を全て避けた場合は、がんばる度(Effort)がいちどに2つ分あがるため、減ったパラメータをすぐに満タンにしやすいというメリットもあります。個人的にはこの「がんばる度2つあげ」機能がすごく便利なので、GEN2以下のバージョンにも適用してほしいくらいです。老年期のお世話がけっこう大変なので……。
・成長スピードUP
GEN2の場合、アダルトに育てるまでおよそ十日前後かかるのに対し、GEN3の場合は最終進化させるのに五日程度で済みます。はやっ。
ただ逆に言うと、こども~アダルトまでのキャラとは一日、二日程度しか一緒に過ごせないので、それはそれで寂しい気もします。くりてんやまるてんも大好きなんだけどなあ。
・ほめる(GEN2では「しかる」)のタイミングがランダム化
GEN2ではたまごっちがワガママを言うタイミングが決まっており、時計が○時20分のタイミングで呼び出し音が鳴っていました(ただし、「何時」に鳴るかはランダム)。
いっぽうでGEN3ではワガママがお祈りに変わり、このお祈りをするタイミングは完全にランダムになっているようです。このため、特に音を消しているといつお祈りをするかわからないため、ほめるタイミングを逃してしまう可能性もあります。ここはGEN2と比べて、ちょっと不便になったところかもしれません。
・起床時間の繰り上がり
GEN2では最速でもAM9時起床でしたが、GEN3の場合はAM8時にお目覚めです。このため遊べる時間はGEN2よりも延びていますが、夜型生活のひとにはちょっとおつらい起床時間かもしれません。もちろん時間をずらせば、てんしっちのお目覚めを遅らせることが可能ですけどね。
旧版との違い
・コウモリの出現率爆上がり&叩いて追い払うのが高難易度化
およそ二十八年のときを経て生態系が変化したのか、はたまた地球温暖化の影響か、てんしっちの「おやつ」を奪いにくるコウモリの数が爆増しました。体感ですが、五回に三回くらいはやつらが襲来している気がします。
そしてそのおまけのように、コウモリを追い払う手段である「本体とんとん」の感度が悪い! ネットで調べた対処法として効果的だったものは、
・えんぴつなど硬いもので、本体右下あたりをコンコンと(軽く)叩く
・本体の背面上側を指でとんとん叩く
このふたつでした。特にえんぴつ叩き法はだいたい一発で追い払えるのでグッドです。
ちなみにコウモリにチョコレート食わせてだいじょうぶなのか気になりましたが、調べた範囲では不明でした。犬や猫にはチョコ食わせたらダメ! ってよく聞きますけどね。
・どこでもドア、消失
旧版ではてんしっちがおでかけした際に、画面にはどこでもドアみたいなものが出現していました。……が、これがなぜか廃止に。
えー? なんで?
絶対にドアがあった方がわかりやすいでしょ? なぞ。
ちなみにおでかけ中に「ほめる」を押したあと、本体をとんとんすると、てんしっちの特別な仕草を見られます。
・エンディングが変化
これは伝聞の情報ですが、GEN3では旧版とエンディングの演出が異なっているとのことです。
まず寿命エンド(てんしっちが無事に天界に帰るエンド)では、旧版では最後に「Thanks!」のメッセージが出ていたのに、なんとこれが廃止に。
えええ? これもなんで廃止にしたのかわからない。
すごく感動的じゃん。最後に「ありがとう」って言ってくれるなんて。むかしてんしっちが天界に帰ったとき、このThanks画面をしばらく大事に残してたのになあ……。
また、病死エンド(てんしっちが堕天してしまうエンド)では、旧版ではてんしっちがデビルっちになってしまう演出があったのに、これも廃止されているとのこと。これは……あれかなあ、宗教的な問題とか?
まとめ
そんなわけで、旧版とは変化した部分もありますが、おおむねGEN2よりも遊びやすく育てやすい仕様になっていると思います。
なによりキャラクターや本体のデザインがかわいい!
なお、今年3月にも別デザインのリバイバル版てんしっちが販売される予定なので、初めてたまごっちを遊ぶひと、あるいは今回手に入れられなかったひと(と言ってもまだ店頭で売られてるお店も多いハズ)は、こちらのてんしっちの購入を検討してみるのもいいかもしれません。