椅子と机の最適な距離感について
わたしの身長は低い。身長160cmという、非常にミニマムなスケールで生きてきた。
妻の身長はもうちょっとだけ低い。でも、152cmというちいさなからだの中に爆発的なパワーを秘めている。
わたしたちふたりに共通するのが、既製品の椅子、机のサイズが合わないということ！
いつだって椅子に座ると足がつかないし、椅子を低くすると机が高すぎるのだ！！！
というわけで、人間工学に基づいて、われら夫婦に最適な椅子と机のサイズについて考えていきたい。
人間工学から導き出す計算式 ～座面高・テーブルの高さ・差尺～
・椅子の座面高 = (身長 ×0.25) - 1
・テーブルの高さ = (身長 × 0.25) - 1 + (身長 × 0.183) - 1
・差尺 = (座高 ÷ 3) + 2 ※座高は「身長×0.55」
この計算式を用いて計算していく。
(そもそもこの計算式にどれだけの信頼性があるかは謎だが…それを言い出したらキリが無い気がするので…)
※とか言っていたら、案の定差尺の計算式が間違っているっぽかった！
簡単にインターネットの情報を鵜呑みにしないように！！！(自戒を込めて)
椅子の座面高
座面高とは、座るところの高さのこと。シートハイとも言うので、よくSHと表記されている。
ここが高すぎると足がつかないし、低すぎると膝が曲がってしまう。
姿勢や疲労度に大きく影響する部分である！
机で仕事をする私や、イラストを描く妻にとってここが生命線。
慎重に考えていきたい。
わたし：(160×0.25)-1=39
妻：(152×0.25)-1=37
結果はわたしが39cm、妻が37cm。
間をとって38cmが適切な座面高だろうか。
テーブルの高さ
椅子の座面高を下げるため、テーブルが高いと肩や腕が極端に上がることになり、使いにくいことこの上ない。
こちらも超重要。
わたし：39+(160×0.183)-1=67.646
妻：37+(152×0.183)-1=63.816
ふむむ！？小数点が出てきてしまった。これは困ったぞ。
わたしは数学が大の苦手なのだ！
とりあえず足して2で割って平均値を出してみよう。
(67.646+63.816)÷2=65.731
小数点！！！(小数点と小数点を足して2で割っているのだから当たり前だ)
まあざっくり65cmから66cmくらいがちょうどいいのだろう。
5mm刻みが可能だったら655mmでオーダーしてもいいかもしれない。
差尺
差尺とは、椅子の座面からテーブルの天面の高さのこと。
差尺が適切でないと、足が窮屈になってしまったり、逆に肩が凝ってしまったりする。
わたし：(160×0.55÷3)+2=31.333
妻：(152×0.55÷3)+2=29.866
足してに2で割ると30.599が平均になる。
ん？なんかおかしくないか？
ふたりの平均座面高38cmに、ふたりの平均差尺30.599を足すと、最適なテーブル高である65.731になるはずだ。
でも、実際のところ計算してみると
38+30.599=68.599
こんな計算になってしまう。
なんでだ？？？？なんで3cmも変わってくる？？？
計算ミスなのか、ソースが間違っているのはわからないが…。
よくよく調べてみると、他のサイトでは
差尺=(座高÷3)-2
となっている。
おいいいいいいい！！！！！
どうなってんじゃ！！！！！！
危うく間違えて変な高さのテーブル買っちゃうとこだっただろ！！！！！！！！！！！
やっぱり複数のソースで確認するって大事だわ。
改めて計算してみると以下のようになった。
わたし：(160×0.55÷3)-2=27.333
妻：(152×0.55÷3)-2=25.866
平均値 26.599
あ、なんか適正な数値っぽいかも。
多少の誤差はあるものの、許容範囲内かな？
座面高38cmに差尺27cmを加えると65cm。
この件で怖くなり、座面高もテーブル高も調べ直したけど、だいたい近似値に収まる様子。よかったよかった。
というわけで、とりあえず現時点での結論！
椅子の座面高：38cm
テーブルの高さ：65cm
これが我が家のスタンダードだ！！
ひとまずこの数字を頼りに、商品の選定を進めていきたい。
書いている最中に気づいたが、0.55を3で割ると0.183になるぞ！？
テーブル高の計算にしても差尺の計算にしても、どちらも同じ計算をしていたということか…。(よくよく考えたら当たり前だが)
テーブル高の計算では-1してるのに、差尺の計算では+2してたらそりゃ3cmの誤差も生まれるわ。納得納得。
つーか、ここまで散々書いてきてアレだけど、椅子にしても机にしても、大事なのは使ってみてどうか？なんだと思う。
買う前にはダンボールか何かで模型を作って、実際の高さを確かめるのもアリかもしれない。
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