わたしが視えて感じたもの。 vol.3
過去の記事はこちらから。
度重なるタイミング
仕事を欠勤でも休ませてもらえることになってから
ゆっくりするつもりが、引っ越しや留学準備で
頭がいっぱい。
その最中、Instagramで韓国人と思しき人からDM。
「この写真はどこのですか?」
それは浜辺の写真でした。
留学を控えていたわたしは、海外の人との連絡を
壁を持たずに取らなければ。という
謎の正義感と、仕事がない分時間があったので
その人とLINEで連絡を取り合うことに。
その1週間後、今度はFacebookから
アメリカ人と思しき人物からDM。
似たことは続くものです。
このアメリカ人は、留学の話をしたら
「英語の練習をしてあげるよ!」
と言ってきたので、英語でもやりとりしていました。
結果、その二人は投資詐欺の詐欺師でした。
わたしは、片方から、まんまと騙されて
10年かけて貯めたお金をごっそり
やられてしまいました。
でも、自分の意思でお金を動かしたのも事実。
警察に届け出ましたが、戻ってきても微々たるもの。
詐欺の詳しい話は、また別の記事で。
詐欺にあったのも、視えてしまったから。
元々、わたしは見た目によらず
慎重派でして、詐欺に引っかかるなんてこと
周りは「信じられない!」というでしょう。
わたしも、まさか自分が詐欺に
しかも投資詐欺に引っかかるなんて
思いませんでした。
でも、ここにも霊感と関係する理由があるんです。
実は、連絡を取ってからしばらくして
スマホの動作や表示がおかしなことになりました。
新しく変えたばかりなのに、なんか動きが鈍い。
そうすると、スマホが何か私に
訴えかけているように感じたのです。
まるでスマホを使って、
誰かが私へメッセージやヒントを与えている。
この詐欺師たちも、最後騙されるまで
韓国人=亡くなった父
アメリカ人=亡くなった祖父
に思えてなりませんでした。
むしろ、死んだ人とも繋がれる!
と嬉しく感じていたくらいです。
どうしてそう感じたかというと
韓国人・アメリカ人の状況(家族構成や生い立ち)
がまるで私の父と祖父だったから。
現実では、おそらくこの二人は完全になりすましで
単に設定がそうだっただけなのですが
「偶然は必然」ですから、本当に私の父と祖父だったのかも。
そして、お金を取られた後は
母に頼るしかなく、お金を使わない生活を
せざるを得ません。
お金はないけど、時間はある。
すごく有意義な時間と過ごし方で
父と祖父が、私に「そうしなさい」と
言っているようにも感じました。
母の「怖い」
この騙された期間。
今思い返せば、私はちょっとおかしかった。
完全に判断力と意識が鈍っていました。
後日、心療内科に行ったら適応障害と診断されました。
診断される前、私は母と衝突。
母が私をみて「怖い。怖い」と連呼するから
イライラしたのです。
娘に「怖い」というなんて、なんて失礼な。
そう思っていました。
私が抱えていた、母に対する不満を
思いっきりぶつけて、衝突しました。
後日、母に、その時のことを聞いてみると
私は何かに取り憑かれたかのような
目・顔つきをしていたそうです。
適応障害やうつ病を発症すると
幻聴や幻覚の症状もあると思いますが
私は、自分が体験してから症状ではなく
「何か」からのメッセージを受け取っているのではないか。
と思うようになりました。
知り合いに、ホスピスで働く心理士さんがいるのですが
死を目前にしたがん患者さんも
似たようなことをいう人がいるそうです。
生まれ変わった、わたし。
貯金も失い、仕事もなくし。
それでも、今、なんとこのタイミングで
ドイツに留学している自分は
まるで生まれ変わったような感覚です。
あんなに大変なことがあったのに。
それか、あったからこそ?
なんだかこの先、何があっても大丈夫。
と、謎の安心感に包まれています。
霊感体験を超えてから
自分の中のストッパーが外れた感覚。
「自分の可能性の蓋は、自分がしてしまっている」
これに気づけたのは、なぜかこの霊感体験を
したからです。
この期間で、わたしは人生の1つの軸を決めました。
「無理はしない。家族みんな無理しない。」
無理してたのは、わたしだけかもしれないですが
闘病経験もあるので、これからの人生
この軸だけは忘れずに生きていくと決めました。
人生、「生きる」ために生きているのだから。