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普通になったらもったいない

多分、去年古本でゲットしたこの本を
いま読み始めた。

林真理子さん自身のことかわからないが
シリーズものらしい。

裏表紙にこのような記載がある。

美女が美しく居続けるため
どんなことをしているか
とても身近な視点で書かれている。

早速、最初のエッセイで
ビュッフェに行く様子が描かれていた。
東京・新宿のホテルビュッフェ


私は、3年前まで関東に住んでいたので
友人と一緒に、または一人で
ホテルビュッフェやホテルランチへ
行ったことがある

東京のホテルランチを食べる優越感たるや
至極気持ちがいい。

たった1回のその経験でも
ものすごくお金持ちになった気分になる。
綺麗な庭園や景観に
彩りよく美しく飾り付けられたプレート。


丸の内のレストランで友人とランチ(アルコールあり)


友人と話す最近の恋愛事情や
仕事のこと。

まるで東京で働くキャリアウーマン
経営者になった気分。


でも、いま冷静になってみると
ただの会社員でも、その経験はできるのだ。
ただ、「たまに」なだけ。


でも、これが頻繁に行けるようになると
この満足感を得られなくなってしまう。


こんなに手軽に、優越感を味わえるのに。


やはり、なかなかいけない
特別感」が私には大切なのだ。


他の人の中には
そういうオシャレな場所で
ランチやディナーをすることに
ステータスを感じる人もいるだろう。


そんな人にとっては
マウントの一部だ。

そんな人は、自分を見ていない。
いつも周りと比べていて
「あの子があそこのホテル行ってたな。
私は、あちらのホテルに行けば!」的な考え。

それでは終わりがない
お金もあってもあっても足りない


そして、こんなに簡単
贅沢な時間・満足感を味わえるのに
当たり前のようになってしまったら
もったいないと思った。


私のたった数回
銀座・新宿・丸の内・日比谷
でのランチ&ディナー体験は
満足感がずーっと心に刻まれて
今でも思い出しては、
あんなこともできたわぁ。
と浸っている。


自分へのご褒美は、
たまに」だからいいのだ。
容易く手に入っては、価値が下がる。


この本の、たった5ページ程度を読んで
自分のこの話を思い出し、
これだけの記事を書いた。

つまり何が言いたいかって。
幸せの感度と基準は、自分次第。

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