バウムクーヘンの文化史あれこれ
今日は俺の連載が掲載されている週プレの発売日である。
今回取り上げた本はタイトルの通り『バウムクーヘンの文化史」だ。
このnoteでは週プレの記事に入らなかった話とか、裏話的なことを書こう。
AIバウムクーヘン生成
以前noteでも紹介したが、現在はバウムクーヘンもAIによって生成される時代である。
ただでさえ自動焼成オーブンによって職人技が不要と言われているのに、職人技をコピーするオーブンを作ってしまうとは。記事の執筆過程でこいつを見つけた時は普通に驚いた。しかも新興企業ではなく、日本にバウムクーヘンをもたらしたユーハイム社によるものである。
KONAN-PLANET | 世界中どこでも、いつでも、絶品バウムクーヘンが焼き上がる!? 世界初のAI職人「THEO」に見るフードテックの未来。
詳しくは上記の記事を読んでもらうのがいいが、このAIオーブンは世界中どこでも美味しいバウムクーヘンを食べられるように作られたという。やはり技術の発展は、かつて特権だったものが行き渡るようになるのが良い。
バウムクーヘンの先祖
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