どうやって本を読むか語れるか
自分が当たり前のようにやっていることって言語化するの難しいという話。
真面目に答えようとすると難しい。もちろん普通に本を読む時は黙読なのだが、頭の中で声を出しているかと言われたら、出しているように思う。だがこれは実際の音読とは速度がまるで違う。
試しにSiriの読み上げと俺の黙読を比較してみた。
Siriの1.5倍速:25.2秒
俺の黙読:約7秒
俺の感覚だとSiriの読み上げは1.5倍速がちょうどよい。2倍速だと速すぎるし、マネをしようとしても舌が回らない。しかし俺の黙読はそれを遥かに上回る速度である。つまり頭の中で声を出していると言っても、実際の音読とは全く別物なのだ。
しかし、何かしら脳内音声的な方法で認識しているのは確かである。その説明をするためには、リチャード・ファインマンの逸話を使うのが分かりやすい。
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