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マンガの表紙代問題をどう認識したか

これ関係の話をTwitterでよく見る。

先に断っておくと、俺は漫画家や出版社に対して「こうあるべきだ」なんて話を書くつもりはない。なぜならこの手の話を適切に論じるためには、法律と実態と契約内容について知っている必要があるからだ。残念なことに俺は漫画界に関しては全部知らない。知らないでまともなことを書けるだろうか。

では何を書くのかというと、認識の話である。

この一連の流れを見ていると、マンガ業界に関わっていない素人の意見は「出版社は漫画家に表紙代を支払うべき」が多く見える。もちろん逆の意見もあるが、やはり目立つのは「払うべき」という声だ。それも断定的な感じで。

しかし、俺からしてみると表紙代を支払わないのが当然に思える。なぜ俺は表紙代は不要と直感的に思ったのか。その理由を考えてみたいと思ったわけだ。

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