文化史本を読んで生活が変わるか
毎度のごとく週プレ連載の告知。
今回取り上げた本は『ヌードルの文化史』と『麺の文化史』だ。
これらを読んでいたせいで、一時期noteでやたら麺やパスタに言及することになった。何せバウムクーヘンや焼き肉と違って、麺類は毎日食べても問題ない食品である。ここぞとばかりに麺類をよく食べたので、自然と言及する頻度も多くなった。
しかし環境が変化したからではなく、本を読んだことで食生活が変わるのだから面白い。冷凍パスタもパスタメーカーも、以前から俺の周りに売られていたし、存在も知っていた。それなのに買おうと考えたことはずっとなかった。それが今回『ヌードルの文化史』を読んだことで、急に買ってみたわけである。
上の記事で「文化史を読むと世界が変わって見える」と書いたが、麺のような日常的なものだと、生活が変わることもある。この連載がいつまで続くか分からないが、1年2年と続けていくうちに俺の生活が大きく変わって行きそうな気がする。まあ、ダイヤモンドを取り上げたからといって欲しくなったりはしなかったので、どんなテーマを取り上げるかにもよるだろうが。
ここでふと思う。今回で連載10回目となるわけだが、俺の生活に影響があったテーマは他に何があっただろうか。ちょっと確認してみよう。
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