日本のコーヒーについて語りたいが、喫茶店を使わないから困る
読んだ。
タイトルからも分かる通り、例によって連載のためである。面白いのは日本をテーマにした本でありながら、著者はアメリカ人ということ。日本人が書いた日本の本だと、日本について詳しいのはいいのだが、どこまでが世界共通でどこからが日本独自なのかが分からない。それが本書のように外国人が書いた日本の話ならば、少なくとも他一カ国との比較になるのが良い。
それで記事のネタにする前提での感想として、日本でコーヒーを語るなら喫茶店は外せないということ。日本のコーヒー文化は喫茶店で育まれ、喫茶店で広がったと言える。様々な使われ方をするのも特殊だし、マスターとの関係性もそう。そしてマスターの拘りによって、高品質なコーヒーが提供される。他国においても喫茶店は重要であるのだが、日本独自のコーヒー文化を語るなら喫茶店は必須というわけだ。
これが非常に困る。なぜなら俺は喫茶店に行かないからだ。
本書および関連書籍を読むと、日本の喫茶店は様々な使われ方をする点で珍しいらしい。
友人との交流
仕事
勉強
休息
時間調整
一般的なものでもこのように、複数人でも一人でも使うのが喫茶店である。なのに俺はどれでも使わないのだ。
ここから先は
537字
この記事のみ
¥
100
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
人に対し何かをしてあげるという事は、全て「見返り」を期待しての行為だ。noteのサポートは文章を読むための「見返り」である。