podcastでやってみたかったこと

先日、久々にnoteを書き出し、その日中に公開しようと思っていたら、なんとも間が悪いことにPCが固まり公開できなかった記事がある。
その記事をこうして改めて公開するために編集をしているのだが、思うままに書いた先日の記事は、いつもの僕らしくとても回りくどい文章だったので、結局全てを無しにして、改めて書くことにした。
今回のテーマは「podcastでやってみたかったこと」。

podcastの色

私は現在「流行りモノ通信簿」というpodcast番組のパーソナリティとその編集をやっているわけだが、podcast番組を編集をしている人と話をすると大抵「podcast編集あるある」が繰り広げられる。
そんな中で二極化することがあるのが「間」について。
二人以上で番組をやられている場合、二人の会話の間を「編集する」か「編集しないか」である。うちの番組の場合は「編集する」のだが、「編集する」側の編集者の間でも、また別の「あるある」が存在するのである。

その話の中で毎回思うのは、「間」の取り方がそれなりに番組の色になっている気がするな、ということである。

同じ音源×番組編集者＝？

過去に、podcast番組の「音亀」のHARUさんと話していたのが、「同じ音源を複数の番組編集者が編集しできた音声は、果たしてどのような違いが出るのか？」ということだ。
これがまさに今回の「podcastでやってみたかったこと」で、いつかイベントを開く機会があったら何人かの番組編集者を集めてやりたいと思っていたことなのだ。
しかし、よくよく考えたら別にイベントでやらなくてもできるし（イベントでやる面白さはあると思うが）一つの音源さえ用意できて、複数の番組編集者に声がけする勇気さえあれば簡単に実現するじゃないか！
…と思ったのも束の間、それ用に自分で音源を収録すると、変な思念が入ってしまいそうだなと思ったのと、そもそも複数の番組編集者に声がけする勇気もなかった（簡単に言ってしまえばハードルが二つあるので億劫だった）ので今の今まで何もしてこなかった。
ただ、そんな時に素敵な企画を耳にしたのである。

フリー素材：ドングリトラックバック

podcast番組「ドングリFM」さんが、自身の番組の過去音源をフリー素材化し、話している内容を極端に変えるなどしなければ、好きなように使って良いという企画(?)をし始めたのだ。

これは良い。
先ほど私が感じていたハードルの一つ「自分の変な思念が入らない音源」が準備された状態となった。あとは複数の編集者に声がけするだけで私がやりたかったことが実現できるではないか。
ということで、その「複数の編集者」に声がけする手間を、このnoteで代用しようということである。ということで。

ゆるっと実験企画 「自番組風『ドングリFM』」

下のドングリFMさんの回(第803回)を、普段の自分の番組で編集をしているのと同じように編集していただき、果たしてそれによって聴き心地の違いが出てくるのか？という実験企画です。自分で番組を持たれていない方でも、編集してみたい！という方のご参加もお待ちしております。

編集の条件としては
１：BGMの追加挿入はなし
２：SEの追加はOK
３：会話の一部を削除することもOK
４：二人以外の人を登場させるのはなし
としたいと思います。ドングリFMさんの音声データは、公式に公開されているこちらを使用させていただくことにしたいと思います。

dongurifm_archive

一旦の締め切りを2022年4月末とし、編集音源はnoteの記事で「#自番組風ドングリFM」とタグ付けして投稿、またはtwitterのDM等で私宛に編集済み音声ファイルをお送りいただければ、私のnoteで紹介させていただきます。皆さんの挑戦お待ちしております。