嘘と言い訳は好きじゃない
言い訳されるのが好きじゃない。
遅刻の理由を聞きたいこともあるが、こちらから聞いてもいないのに言い訳されると不快に感じてしまう。
下手な嘘はもっと嫌い。
今日はそんな不快な嘘の話。
今日、母は友人と一緒に出かける予定があった。友人から電話があり、待ち合わせの場所や時間を決めたらしい。ランチを共にすると思われたが、お昼ご飯も夕ご飯もキャンセルすると施設に伝えたそうで、昨日施設から家族に確認があった。
母の友人に確認が取れたので、施設に電話をし、
・明日は出かけること
・お昼ご飯のみキャンセルすること
・待ち合わせ場所までのタクシーを呼んで欲しいこと
を伝えた。
さて今朝。
携帯を充電するように言うのを忘れていたと思い、共有を確認したら案の定34%しかなかった。タクシーが来る時間まで30分弱しかないがギリギリまで充電するように言おうと電話をかけてみたら…
「もうタクシーに乗ってます〜」
私がタクシーを頼んだ時間を待ち合わせ時間と間違えたらしい…。行ってから30分以上待たなければならないが、座るところもあるし、まぁ大丈夫だろう。
それにしても…
この施設の人は話が通じないなと思うことがたびたびあるのは、私の伝え方が悪いのだろうか。気が利きすぎるというか、深読みされてしまうというか…こちらの意図が通じていないと感じる。
さて、すでに出発したのならしかたがない。向こうでお友達を待つように伝え、電話はすぐに切った。(充電が減らないよう)
すぐに施設から電話があり、「今、出掛けられました。夕食もいらないとおっしゃっていましたが。」と言われたので、「夕食は昨日お伝えした通り帰って食べますのでいります。」と言った。それは出かける前に私に伝えてほしかったが、それを言っても仕方がない。代わりに「バッテリーありましたか?」と聞いた。
母が出かけたいと言った時には、所持金と携帯のバッテリーを確認してもらうことになっており、最近はさらに血圧なども測ってくれる。十分なバッテリー(80%以上)があり、バイタルが安定していないと外出許可がおりないのである。
電話口のケアマネは「ありましたよ。」と答えた。
アプリのバグなのかもしれない…(そうであって欲しい)と思ったが、途中で連絡しないよう、位置情報も見ないように気をつけた。
だが案の定バッテリーが切れ、母の居所はわからなくなってしまった。
解散予定時刻から30分、そろそろ帰っているのではと施設に電話をしたが、母は帰っていなかった。バッテリーが切れていると伝えると、「お母様がご自分で電源をお切りになったのでは」と言われた。
1%になって切れているので、「今回はバッテリーがなくなったのです。本当に確認していただけましたか?」と聞くと「確認しましたよ。80%くらいにあったと思います。タクシーに乗るとき、どなたかとお電話していらっしゃいました。」と言う。それでバッテリーが減ったとでも?
「お帰りになったらお電話します。」と言った30分後、電話がかかってきたので帰ったか?!と思ったら、
「以前娘さんが何度もかけたので自分で電源を切ったとおっしゃったことがありました。今回もそうなのでは?」
…なんだろう。「確認するのを忘れました」と謝罪された方が納得できるのだが。
そして30分後、母はやっと帰ってきた。よかった。
その報告の電話があってしばらくしてまた電話があり、
「バッテリーを確認したら24%でした。お母様がご自分で切られたそうです。ご報告まで。」
どこまで嘘をつくんだろう。
携帯を充電するように伝えておかなかった私も悪いので、そのことを責めるつもりはなかったけど、こうなると責めたくなる。
今朝34%だったことも、1%になったことも、なんなら今充電中だということも確認できるのだが。この人完全に信用なくしたな。
そして母は、また食料を大量に買い、元の施設に行ってしまっていた…。怒りと悲しみを感じる…。
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