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今日も出かけたい母。理由を聞くと「徘徊」と言うので、徘徊なら近所で、と言ったら「近所だと刺激がないのよ。」何の刺激かというと、「素敵な男性との出会い」だそうで。気持ち悪い。

    • 他人軸だと幸せになれない

      母が毎日出かけたがるが、なかなか満足しない。 弟家族が買い物や映画や食事に頻繁に連れ出してくれて、義妹には頭が上がらないが、母はその場は楽しくても出かけたい欲が満たされることはないようで、「ちょっとお出かけしたいんだけど」と電話がかかってくる。 一人で出かけたいのだろう。でも、帰る家を間違えたり、電車に間違えて乗ったので電話をかけたら携帯の電源を切ってしまい居場所がわからなくなってしまったり、途中で転んでしまったり、熱中症になって道路に座り込んでしまったり…いろいろなトラブ

      • 母はどうしてそんなに毎日出かけたがるんだろう。自由に出かけさせてやらないことは心苦しいけど、もっと部屋で楽しんでくれればいいのに、と腹立たしく思ってしまう…

        • 出かけたい母

          最近、私が電話する前に母からかかってきて 「あのねー、今からちょっと出かけたいんだけど、許可して。」 「あのね、この前転んで腰を圧迫骨折したでしょ?」 母は先日部屋の中で転んで腰を打ち、圧迫骨折の疑いで骨粗鬆症の治療が始まった。 「骨折はしてないよ。」 「コルセットが取れるまで、1人で外出はダメだって。」 「そんなこと、私は言われてない。お医者さんが(付き添いの)妹ちゃんにばっかり話すのよ。」 それ、聞いてたよね…。今度は母に言ってもらおう。 そして今日も母からかかってき

        • 今日も出かけたい母。理由を聞くと「徘徊」と言うので、徘徊なら近所で、と言ったら「近所だと刺激がないのよ。」何の刺激かというと、「素敵な男性との出会い」だそうで。気持ち悪い。

        • 他人軸だと幸せになれない

        • 母はどうしてそんなに毎日出かけたがるんだろう。自由に出かけさせてやらないことは心苦しいけど、もっと部屋で楽しんでくれればいいのに、と腹立たしく思ってしまう…

        • 出かけたい母

          来月行くねって言ったら、「あなたが来たら気分が悪くなる」って言われた。冗談でも傷つくよ、お母さん。

          来月行くねって言ったら、「あなたが来たら気分が悪くなる」って言われた。冗談でも傷つくよ、お母さん。

          「あなたが認知症」

          ボケている人に「その記憶違うよ」というと、「あなた大丈夫?ボケてない?」って言われるのはよく聞く話で、私も母に時々心配される。 仕方ないことだと思うし、「それ違うよ」って言っちゃいけないこともわかってるけど、今日はさすがに我慢できずに否定してしまい、結局自分が傷ついて泣いてしまった。 今日は、私の子供に「おばあちゃん、この前の誕生日何ももらってないよ。」って言われたとか、「お盆玉ちょうだい。」って言われて1万円ずつ(親の私にも)くれたとか言い出した。 もらってないものを、あ

          「あなたが認知症」

          母、今日は「エレベーター」という単語がなかなか出てこなかった…。

          母、今日は「エレベーター」という単語がなかなか出てこなかった…。

          母が、亡き父の悪口を言うと反論してしまう。

          母が、亡き父の悪口を言うと反論してしまう。

          今日の母の妄想。施設の部屋では調理するのは禁止なのだけれど、「おはぎを作って向こう3軒両隣に配ったら「おいしいわ。上手ね〜!」ととても喜ばれたと。

          今日の母の妄想。施設の部屋では調理するのは禁止なのだけれど、「おはぎを作って向こう3軒両隣に配ったら「おいしいわ。上手ね〜!」ととても喜ばれたと。

          嘘と言い訳は好きじゃない

          言い訳されるのが好きじゃない。 遅刻の理由を聞きたいこともあるが、こちらから聞いてもいないのに言い訳されると不快に感じてしまう。 下手な嘘はもっと嫌い。 今日はそんな不快な嘘の話。 今日、母は友人と一緒に出かける予定があった。友人から電話があり、待ち合わせの場所や時間を決めたらしい。ランチを共にすると思われたが、お昼ご飯も夕ご飯もキャンセルすると施設に伝えたそうで、昨日施設から家族に確認があった。 母の友人に確認が取れたので、施設に電話をし、 ・明日は出かけること ・お昼ご

          嘘と言い訳は好きじゃない

          今日は母はスタッフに勧められて編み物をしているらしい。昔は好きでよく編んでいたんだけどな。

          今日は母はスタッフに勧められて編み物をしているらしい。昔は好きでよく編んでいたんだけどな。

          娘と一緒に帰省した話③

          最終日はホテルに荷物を預けて美術館に出かけた。朝、チェックアウト時刻ギリギリに慌てて出たので、娘は少々不機嫌だった。 タクシーでの道は母とっては懐かしい景色だったのでよくしゃべった。 美術館では、同じ部屋にいることを確認しつつ、それぞれのスピードでゆっくりと見て回った。母は時々ソファで休んでいた。 ホテル近辺に戻って遅めのお昼を食べようかとタクシーを呼んでもらったのだが、その前にトイレに行った母がなかなか戻ってこない。これは何かあったのだろうとトイレに行ってみたら、個室が複数

          娘と一緒に帰省した話③

          娘と一緒に帰省した話②

          ホテルには大浴場がついていた。普段は介助付きでお風呂に入っている母、普段はシャワーのみの娘と3人でゆっくりお風呂に入った。 背中だけは流したけど、他はすべて、好きなように洗い、自分のペースでお湯につかり、いいタイミングで出て、1人で服を着たり化粧水をつけたりしていた。 したいようにしたいことを自由にできず、不自由を感じる毎日なのだろうな、と少しかわいそうになった。 一方で、何もかもやってもらうことに慣れすぎていると感じる場面もある。食後の薬はいつもは介護士さんが袋を開け、母の

          娘と一緒に帰省した話②

          娘と一緒に帰省した話①

          母が新しい施設に転居して3か月、相変わらず毎日退屈して毎日出かけたがる母と、今回は一緒について来てくれる娘と3人でホテルに泊まることにした。 初めてのホテルだったが、値段の割に綺麗な入り口でテンションが上がった。ロビーは広く、大きな窓から美しい景色も見える。 それに、街中のホテルには珍しく大浴場があるのが嬉しい。(前の施設の近くにはお風呂屋さんがあったので、何度か母と一緒に行った) 部屋はツイン+ソファベッドの狭い部屋だった。おまけに窓からはビルの隙間から道路が見えるだけで

          娘と一緒に帰省した話①

          どうしても食べ物を買いたい母

          毎朝母に電話をしているのだが、必ず「じゃあ今から出かけるから〜」と言って切ろうとするので、もしかして私の電話が出かけるタイミングになっているのかと思い、電話の時間を変えてみた。 しかし状況は変わらなかった。 施設では、母が出かけたいと言ったらまず私に確認の電話を入れてもらうことにしているが、どうやら毎回ではないらしい。電話をすると、玄関の椅子に座っていることが多くなった。そして「出かけたいって言ったけど、『お嬢さんに電話がつながりません』って言われて待っていた。」と言うことが

          どうしても食べ物を買いたい母

          お風呂の介助は異性でもいいか?

          母は週に2回、介助付きでお風呂に入らせてもらっているのだが、今週1回目のお風呂は介助者が男性スタッフだったらしい。前の施設も含め母にとっては初めてだったらしく、翌日の電話で愚痴っぽく報告を受けた。 母は、自分で頭や体を洗えるし、自分で拭いて服を着ることもできるので、私と一緒にお風呂に行ったときは、何も手伝うことはない。(もちろんお互いに背中を流し合ったりするし、転ばないように注意はする。) 男性職員に困惑した母は「自分でできます。」と言ったらしいが、「見守りが必要なので…」と

          お風呂の介助は異性でもいいか?