娘と一緒に帰省した話③
最終日はホテルに荷物を預けて美術館に出かけた。朝、チェックアウト時刻ギリギリに慌てて出たので、娘は少々不機嫌だった。
タクシーでの道は母とっては懐かしい景色だったのでよくしゃべった。
美術館では、同じ部屋にいることを確認しつつ、それぞれのスピードでゆっくりと見て回った。母は時々ソファで休んでいた。
ホテル近辺に戻って遅めのお昼を食べようかとタクシーを呼んでもらったのだが、その前にトイレに行った母がなかなか戻ってこない。これは何かあったのだろうとトイレに行ってみたら、個室が複数