恋愛学～無駄な恋愛は無い～

  恋愛についての定義は難しく、定義しようとすれば一つの側面を表現するだけになってしまいます。
恋愛へのイメージは人それぞれで、同じ人でも毎回同じイメージではなく、考え方も異なります。
楽しいと思えば苦しいと感じるときもあり、幸せな気持ちでいっぱいになったと思えば、みじめな気持ちになったり、希望で心がわくわくしたと思えば、突然不安を感じることもあります。
周囲から見てラブラブなカップルも、どこかで荒波を見たり感じたり、真剣に恋愛をしているからこそ、感性も研ぎ澄まされています。
そうしているうちに、物事の真理がよく見えてきて一喜一憂するのです。

恋をしていると、正しく正常な判断が出来なくなると言われがちですが、それはただ単に、第三者の考えなのです。
世間一般の常識から外れていることもあると思いますが、そのような常識は必ずしも真理であるとは限りません。
恋愛経験が豊富な人は、若くても人生をよくわかっています。
たとえ短期間であっても、その恋は多くのことを教えてくれ、恋愛に対して真剣になればなるほど、人間的にも深みのある人になれるのです。