【頭痛】側頭部の頭痛をアゴで治す!こめかみや側頭部の痛みをカンタンに治せる奇策「パクパク先生」
皆さんこんにちは。
セルフ体操の発明家「ホネキン代表」です。
頭痛の原因の約9割は、頭蓋骨の外側に張り付いている筋肉にあります。そのなかでも特に、側頭筋という頭蓋骨の両サイドにある筋肉は、もっとも頭痛に関与している筋肉です。
1.側頭筋は酷使されている!
ちょっと実験をしてみますが、側頭部の両側に指の腹を当てて、グッと噛んでみてください。プクッと膨らみませんか?ひと言でいえば、それがあなたの頭痛の原因です。
側頭部の筋肉は、前頭部から頭頂部や後頭部にある筋肉と比べると、面積も広く厚みもあるため、側頭部の筋肉に何らかの異常や不具合が発生することで、多くの頭痛が引き起こされやすくなります。
また側頭部の筋肉は、咀嚼(ものを噛むこと)や会話(しゃべること)にも深く関与している筋肉なので、頭蓋骨上の他の筋肉と比較しても、やはり格段に疲労の多い筋肉なんです。
その側頭部の筋肉が慢性的に引っ張られていたり収縮してることで、側頭部からついには頭部全体の筋肉へと筋緊張が波及し、結果として頭全体に圧迫されるような、締め付けられるような頭痛が発生します。
側頭部の筋肉はアゴの骨の頂上部分に直結しています。ダイレクトにつながっていますので、アゴを使って側頭部の筋肉を緩めるのが効果的です。
2.「パクパク先生」のやり方
1)側頭部に手を当てて、指先で一番痛い部分を探します。
2)そこに中指を当てて押しつけながら口を30回パクパクします。
3)さらに他にも痛い所を探して、同じように押しつけながら口を30回パクパクします。
4)こめかみの痛みも同じように、指先でこめかみの一番痛い部分を探して、押しつけながら口を30回パクパクします。
痛い所を2~3ヶ所くらい探してやれば、それだけでも側頭部から頭部全体まで相当軽くなりますよ。
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3.このメソッドを成功させるコツ
頭蓋骨の中で起きる頭痛は、
全体の0.1%にも及びません。
片頭痛などであまりにも強い痛みが発生していると、
頭蓋骨の中で何か重篤な問題が発生しているんじゃないか?とか、
脳に異常が起きたんじゃないか?と不安にもなりがちですが。
頭蓋骨の中で起きる頭痛は、脳腫瘍やクモ膜下出血など、生命の存続にも関わる緊迫したレベルのものだけであり、一般的に頭痛といわれているもののほとんどは、頭蓋骨の外側にある筋肉の中で起きています。
また脳自体には知覚(痛みを感じる神経)は存在しません。脳を覆っている膜=硬膜やクモ膜の下にある血管には存在しますが、頭蓋骨の中ではその2ヶ所以外の部分に、痛みを感じる場所はありません。
ちょっと意外だったかもしれませんが、脳が痛い!という頭痛は、この世にないのです。
下を向いたときに頭がガンガンしたり、ギューッと締め付けられるような感覚があったとしても、それはほぼ間違いなく頭蓋骨の外側で起きている現象です。
頭の中で何かの異常が起きてる!とか、
脳が障害されてる?自分は大変なことになってる!
と怖がる必要はないのです。
今回は側頭部を使った頭痛の解消方法をご紹介しましたが、頭痛の原因になっている全ての筋肉は、頭蓋骨の外側に密着していますので、側頭部の頭痛のみならず頭部全体の頭痛が起きてるときにでも是非試してみてください。