幸せになる方法061 感謝する
感謝するっていうと説教臭いって思うかもしれないけど心理現象に「快楽適応」っていのがあって、人は結構、簡単に良いことに慣れて幸せを感じなくなるんだって、それを防ぐために自分が手にしている「幸せ」を再確認して感謝することが幸せでい続けるコツなんだって。
「感謝する」動機が不純?気にしない、気にしない。
「感謝する」と言うと、ずいぶんと説教臭いというか、宗教的だなぁと感じる人もいるかも知れません。
しかし、そこには心理学的な根拠があるのです。
幸せになりたい、幸せでありたいなら、「感謝」の力を知っておくべきです。
「感謝」とは、自分のした、もしくはしている良いとされる経験を当たり前のものと思わずに、その経験ができた幸せに注意を向けて、しっかりと味わうことです。人は感謝することで、幸福感を持続させることができるのです。
では、なぜ「感謝」することが幸福感を持続させるのでしょうか。その理由は、「快楽適応」という心理現象にあります。快楽適応とは、人の心が良いことや悪いことに慣れてしまう能力のことです。
例えば、結婚や昇進などの幸せな出来事には最初は喜びますが、やがてその幸せに順応してしまい、元の幸福度に戻ってしまうという現象です。これは「ヘドニック・トレッドミル」とも呼ばれ、幸福を追い求めても決してゴールにたどり着けないことを表しています。
感謝することで、快楽適応によって鈍くなった感覚を刺激し、新たな喜びを見つけることができます。感謝する対象は、自分自身や他人、物事、自然など様々です。
例えば、「今日は良い天気だった」「家族が元気でいてくれる」「仕事で認められた」「友人から連絡が来た」などです。感謝することで、自分の人生にポジティブな要素が多くあることに気づきます。
これは俗な言い方をすれば、欲しがっていた推しのフィギュアを買ったら、しまい込まずに、毎日、取り出して眺めろという事だと思います。
普通にしていたら、推しのフィギュアを買った喜びも、持っている喜びも「快楽適応」によって、日常生活の中にあっという間に埋もれてしまうでしょう。毎日、取り出して眺める「感謝」はそれを防ぐ手段なのです。
フィギュアと違って、幸せを再確認するというのは実際、どうすればいいのでしょうか?
一つの方法として、毎日、寝る前に自分が幸せで感謝したいことを3つ書き出すだすという方法があります。これを習慣化することで、自分の味わっている幸福に慣れるのを避け、改めて幸福を実感することができます。
簡単ですが、だからこそ続けるのは結構、難しいかも知れません。しかし、やってみる価値は十分にあると思います。
まとめ
幸せになる方法の一つは、感謝することです。感謝することで、「快楽適応」という心理現象によって低下してしまう幸福感を持続させることができます。感謝する対象は様々ですが、毎日3つずつ書き出すことで習慣化することが大切です。感謝することで、自分の人生にポジティブな要素をしっかり見つけ味わうことができるのです。
<参考サイト>
幸せに慣れて鈍感になってしまう「快楽適応」を避けるためにすべきこと - GIGAZINE
快楽順応 ―快楽のランニングマシン「ヘドニック・トレッドミル」とは?幸福への道に仕掛けられた罠 - 幸福・幸せ研究室 (happiness-study.com)
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