『雨がふったら、どこへいく?』 ゲルダ・ミュラー さく いとう なおこ やく 評論社
雨が降ったあとの水溜りで、ぐちゃぐちゃになるほど遊んだ子供の時。濡れることは嫌じゃなかったあの時。大人になると、雨がめんどくさく感じる時もあって、洗濯物干せないな。とか、靴が汚れるな。とか。
雨は厄介者?
畑をする今は、これからが種を撒くシーズンだ。一雨ごとに、種が芽になり一気にのびる。 それが嬉しい、雨が降らないと、本当に作物は育たないんだから、昔は雨乞いもあるくらい、 雨は大切な存在。
時と場合によって、こんなにも〔雨〕の印象は変わる。
双子の兄弟、リュックとマリオン。
ステフはマンションに住む2人を、田舎のおばあちゃん家に連れて行きます。水槽に入れる水草をとりに。道すがら、たくさんの虫に出会い、ステフの友達の農場に寄ると、いろんな動物たちが、 それぞれのペースで暮らしています。
ロバにニンジン🥕をあげてみたり、豚には水を飲ませたり、マンションに住んでいてはなかなかできないこと。
本やテレビでしかみない動物も、こうして直接見たり触ったりすると、意外と皮膚は硬いんだな。とか、目が可愛い♡とか、食べ方とか、、色々発見がある。
沼に到着した3人は、水が濁らないように、ゆっくり網を動かします。お掃除カタツムリも一緒に🐌とったようです。
今にも雨が降りそうな、厚い雲が向こうの空からこっちにくるのがわかります。
さあ、雨が降ったら、虫や動物はどこにいくの?
水の中にの生き物は、水の中に。 ちょうちょや、バッタ、てんとう虫は🐞? 葉っぱの下に隠れます。羽を閉じて、じーっと雨に濡れないように。
馬や鶏、羊も猫も、やっぱり屋根のある小屋に避難! 濡れると嗅覚神経に影響があるようで、狩ができなくなる。なんていう動物もいたり、 濡れたら嫌な理由がそれぞれにあるんだろうけど、全部は知らない。
リュックとマリオンのはしゃぎよう! ステフも笑ってる!
ここで、
“濡れちゃったら風邪ひくでしょ!”
とめくじら立てずに、一緒になって濡れて遊ぶことは、子供にとっては大きな記憶になるのかも。
怒るのか、一緒に遊ぶか。
けっこう、大きな違い。
晴れ間が見えてくると、ツバメが一斉に空を飛び回ります。 夕方、ステフにマンションまで送ってもらった リュックとマリオン。水槽には取ってきた水草を入れて。
アマツバメは、アマツバメ目アマツバメ科。 ツバメは、スズメ目アマツバメ科。 イワツバメ、もいるようです。
コバエや虫を食べてくれるツバメ。
暖かくなる春になる今、空を気持ちよく飛び回るツバメをよくみます。わたしの家の隣倉庫は、ツバメが毎年巣を作りにきます。
春がきたな。
ツバメを見ると季節を感じます。
野草や虫や動物の暮らしから、四季を感じることができる豊かさ。
ちゃんと、全てに意味がある。
無限にある、観察。
自由研究は死ぬまで続く。。。
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