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『アジア!イチャリバチョーデー』 文 大貫美佐子       絵 スズキコージ      光村教育図書館


ミャンマーとラオスに住む4人の子供からの手紙✉️  

その手紙から、その国の暮らし、生活の様子、 どんなことをして、何にドキドキするのかを  感じ取ることができる。

本のタイトル《イチャリバチョーデー》

沖縄な言葉で、《出会えば、皆兄弟》

という意味。

そう、出会ってなければ、他人。

でも、出会えば、友達🤝

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ミャンマーのエイエイティン、13歳からの手紙✉️

ヤンゴンは、1年でいちばん騒げるティンジャンが始まるよ! 新年のお祭り。

“新しい年が、幸せでありますように”

願いながら、みんなで水を掛け合うの。

ラー〔お月様〕がでても、ずっとね。

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ミャンマーには、《ナッ》という精霊がいる。 樹とか水とか物に宿る精霊。

赤い衣装を着て、ナッのために、私たちは踊ります。

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《サバイディー》

ラオス語で、“こんにちは”。

手を合わせて、合唱をしながら挨拶をするよ。

私たちが大好きな、ブーニュー〔おじいさん〕とニャーニュー〔おばあさん〕。

ラオスでは、アダムとイブだと言われています。

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世界には、3000数百もの民族がいるそうです。

ミャンマーだけでも、130民族ほど。      ラオスにも、60民族もいるそうです。

知らないことばかり。

同じ地球に生まれて、言葉も話して、歩いて、食べる、同じ人間なのに、

どうして言葉が違って、踊りも違って、服も食べ物も違うんだろう?

季節が違えば、着る服も違うし、       できる作物が違えば、食べるものも、調理の仕方も違う。

《違い》

が楽しい。私は、違うことを知りたい。

《違い》

には、背景があるから。

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違いを知ると、楽しい💓

私の知らない世界がそこにあって、その場所に行って、その土地の人に会う。         同じご飯を食べて、話して、お風呂に入って、寝ると、私もその人の一部になれる気がする。

そうやって、私は色んな人になることができる。そうすると、その場所もその人も、好きになる。

バーチャルでは、なかなか感じられない部分。

手に触れて、目で見ることを大切にしていきたい。そうすることで、平和に繋がっても行くはずだから。

旅が好きなのはきっと、そんなことからなんだな。

今回は、旅が好きな自分を知ることができました☺️


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