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『だるまさんの』       🔴かがくい ひろし/さく   ブロンズ新社


だるまさんに出会ったのは、

“だ〜るまさんが、こ〜ろんだ”

だるまさんが、何者なのかは知らなかったし、 人なのか物なのか、ただただ、あの遊びの中での言葉としてでてくるだけのものだった。

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初めてお祭りで出会った、だるまさん。

なんか、可愛いな。でも、なんで片目はないんだろう? 良いことが起きたら、目を入れる。

疑問だらけの、だるまさん。

いつの時だか、だるまさんは、《達磨さん》という人だと知る。

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宗ぜんしゅうの祖師、達磨大師。達磨大師は、「菩提達磨ぼだいだるま」とか「達磨多羅だるまたら」ともいい、中国に禅宗を広めた、もともとはインドの人。長い長い間、足が腐るほど座り続けたという。

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厳しい修行をされてきた達磨さんが、今はこんなに可愛いだるまさんになって、愛されている。

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飛び出そうな、目👀

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歯👅🦷

笑っちゃう、入れ歯かい!?

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達磨は、低いさとりから高いさとりまで52あるさとりの中でも最高の、仏のさとりを目指したのですが、150年間の厳しい修行に打ち込んでも、約30段までしかさとれなかったといわれます。
煩悩をなくそうとすればするほど、煩悩がなくならないことが知らされて、煩悩あるがままで救われる他力の教えを求めるようになったという。

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厳しい修行に耐え抜き、何度でも起き上がる

達磨大師。

七転び八起き

達磨さんからできたそうです。

ギャップのある、達磨さん。

みんなに愛されている、だるまさん♡

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