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本と三線と石垣島      ✴︎〜11人の小学校体験記〜

友達が長男の習い事に街までおくるからと、次男と長女、私の息子と一緒に友人宅で遊んだ時間

本棚には絵本がずらり、、まどみちおさんの絵本を読んでいると、絵本を読む手をくぐって、私の膝に座って、同じ方向から絵本を読む友達の子。

私のお腹をリクライニングにして絵本を見る

家で絵本を読むと同じように息子も膝の上に乗って一緒の方向を向いて読みたがる。
絵本の良さってこんなところ。

紙芝居だったり、大人数だったり、面と向かって絵本を読むこととはまた違って、

温もりや心臓の音を感じながら、同じ方向を向いて絵本を読むことは、安心感に包まれる。
子供が小さい時に絵本を読むことがいいとされるのは、学習というより、共に過ごすこの時間がとても大事であるということなんだと思う📚

涼しい風が吹いてきた午後6時半

家の中では、一日中ヤモリが駆けずり回っているし、夜には羽蟻が明るいところに集まって飛び回る。

“今日は、羽蟻がとびそう、、”

友達の子がそう言った夜、どこからともなく羽蟻がやってきた。毎日飛ぶわけじゃない、多分、気温とか天気とか条件があるんだと思うけど、わたしにはそれがわからない、けど、その子にはわかる。これがここに暮らす知恵。

尻尾いれて30センチくらい

息子が私に見せたいと、学校帰りに見つけたネズミを持って帰ってきた。見つけた時はまだ少し柔らかかったらしく、だんだん硬くなってきたそうで、私が子年だからって、見せたかったみたい。こんな大きいネズミ初めてみた🐀

同胞のように感じたわたし、手を合わせて森に返す。息子の気持ちも嬉しかったし、何より尻尾を掴んで持って帰ってきた息子の成長をまた見れた気がした。

色んな世界があるんだよ

裏石垣の海はとても綺麗。浅瀬でもテーブル珊瑚も熱帯魚もいる🐠 でも、殆どが死んでいる珊瑚らしくて、沖のリーフまでいくと、竜宮城のような魚や珊瑚の世界が広がっているらしい。

海のデザイナーは誰だろう🐡


まだまだ知らない世界がこの先にあることに、 胸がときめく。これが生きる気力になる。
このトキメキこそ、生きるために必要な栄養だ🐚

争うことなく、あるものに目を向けて、私利私欲のために生きるより、足るを知り、こんなに世界は美しいと気付いた時、平和に穏やかにすごしていけるんではないのかな。

珊瑚の家から出てきたよ


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