ほんでん君日記③～三人の弥三郎～

５月12日は日蓮聖人の伊豆法難の御正当でした。
伊豆法難とは、日蓮聖人が『立正安国論』という国の安泰のために、仏様の意に沿った信仰をしなければならないという意見書を鎌倉幕府に奉進した事により、国から逮捕され伊豆の俎岩に置き去りにされた出来事をいいます。
満潮により俎岩ごと沈みそうになる日蓮聖人を救出したのが船守の弥三郎という方でした。
伊豆法難も含めて、noteトップページにある『日蓮聖人の御生涯』を是非ご覧下さい。
日蓮聖人の御生涯で弥三郎といえば船守弥三郎しかご存じない方が多いと思いますが、実は他にも有名な弥三郎さんがいます！
それが「山本弥三郎」と「斎藤弥三郎」さんです。
このお二人はどちらも沼津の地に縁のある方なのですが、出自を辿っていくとまたもや源平合戦の余波に繋がっていきます。
鎌倉の時代においても大きな影響を与えていることから、日本を二分した源平合戦の規模の大きさが分かります。
ちなみに2022年のＮＨＫ大河ドラマは『鎌倉殿の13人』という題で、北条義時をテーマとして、主演を小栗旬さんでこの辺りの時代をするそうよ。
それに先駆けて、是非「三人の弥三郎」動画ご覧下さい！